アンコールワットとホーチミン
2005年日本画の友人とLOOKJTB二人から出発と言う団体旅行でアンコールワットに
行きました。現地までは各自で・・。飛行場には現地係員が出迎えてくれ、ホテルまで送迎
してくれます。シェムリアップでは、ミニバスが各ホテルを回ってお客をピックアップし、
6−7人となってバスに集められ観光します。 大抵は同じメンバーとなりますが、
時々コースの違い等から違った人達と入れ替わります。狭いアンコールワットでのこと
食事時にはまた同じ人と一緒になり「ヤアーやアー」と挨拶することとなります。
こうして4日間が終わると、ホーチミンに一日滞在して帰国となりました。
関西国際空港⇒ ホーチミン(トランファー)⇒シェムリアップ(滞在中アンコールワット観光)
 ホーチミン(メコン川クルーズ等観光)⇒  関西国際空港

アンコールワット
     12世紀から13世紀にかけて栄えたクメール王朝の遺産。ヒンドゥー教寺院として建てられました。
     日の出時刻の寺院は神秘的かつ幻想的です。多くの見物客が朝早くから集まっていていました。
     アンコールワットに入場する入場券には本人確認のための顔写真を添付した、本人確認証と兼ねて
     いますが殆ど見ていません。形式的な様です。


   
バイヨン寺院
      アンコールワット遺跡群の中のアンコールトムという遺跡群の中心にある遺跡です。
      ここに入って見学していると一体の、顔の石造が「私を描いて?」と語りかけた様な気がしました。
      写真を沢山とって帰り、それを基に一枚描いてみました。日本画Tをご覧ください。


バンテアイ・スレイ寺院

 江砂岩に格調高い彫刻がなされてます。
 精密、精巧に彫刻されています。
 東洋のモナリザの異名を持つ女性像が有名。


タ・ブローム

 12世紀末に仏教寺院として建立されましたが、
 長い年月ジャングルに眠っていた間にガジュマルの一種の
 木の根に侵食されて覆われ、凄い状態になっています。
 植物の生命力の強さを実感しますが、遺跡は守られるの
 でしょうか、心配です。


トンレサップ湖

   カンボジア最大の湖で、雨季の時の面積は乾季の時の面積の3倍に達するといいます。
   乾季の時は、畑になったり、自宅になっている所は雨季には湖の中に沈むのだそうです。
   その為、家も山の上に引越しをするというのです。そのためか、貧しさからか、とてもぼろ家でした。
   バラック建てです。私達は乾季に訪れたため、もの凄い悪臭漂う湖を観光することとなりました。
   到着した時は耐えられない臭いだったのに、帰りには慣れていました。慣れの怖さが身に沁みました。


メコン川クルーズ

  ベトナムではホーチミンへ立ち寄りましたが、クルーズを選んだのは好い体験だったかどうか?疑問です。
  メコン川は泥水で、汚たなく感じ、濁っている川のメコン川で取れた魚のフライの昼食も、食べる気持ちが
  湧きません。カリカリに骨まで食べられそうに揚げてはありましたけれど・・・・。

  船から降りた場所は綺麗な熱帯植物や木の実の茂る公園でした。おみやげ物の実演を見学し、
  果物の試食などのあと、私はニシキヘビを抱っこしてみました。(少しチップが必要。)
  へびって柔らかくすべすべなんですね。もっと鱗でザラザラした生き物を想像していました。
  大人しいし優しい目をしていて、どうして蛇が嫌らわれるのか不思議なくらいのへびでした。
  また魚が酸欠状態のように顔を出していましたが、こんな習性のある魚なのでしょうか。それとも酸欠?

面白風物 
    (左)アンコールワット遺跡群の輪タク。【中】像タクシー約30分11ドル。(右)民族舞踊ショウー

  友人と行く海外旅行、第一回目の経験です。
  とりあえず失敗や問題なく終わり一安心。
  一人で行くのも好し。 夫と行くのもまた楽し。友人とも行くのもまた好し。
  見知らぬ土地へと探検気分です。
  知識も多くなるし、今の日本の素晴らしさも確認できました。
  貧しさや無教育が、どんなに悲惨か思い知らされ感謝の気持ちが
  生じて来ます。世界がもっと同水準の生活レベルへと変化していけることを
  願いました。
  【クメールの微笑と呼ばれているクメール美人の像の前で】