はまったドラマ(珈琲屋の人々))
高橋克典さんが好きで見始めたNHKオンデマンド・ドラマ「珈琲屋の人々」
涙ながらに見てしまいました。BSプレミアムで放映されたドラマで2014年放映の作品でした。
主人公の高橋克典さんは、父親が残した喫茶店の主人で、過去に殺人を犯した真面目一途な男・・・、量刑の軽減が出来たのにも
かかわらず、その道を断り自ら刑罰を望んだ正義感の強い・自分に厳しい無口な男・・・を演じていました。
こんな役似合いますね。BSテレビ東京放映の「私が日本に住む理由」を見ていますが、番組の明るい司会役には好感を持ってみて
います。こんな演技もできる人って、すごい!!5話で終わっていますが、総ての話泣きながら見ました。
久しぶりにドラマに夢中になって見てしまいました。 (2022年9月21日)
はまったドラマ5(BAR レモン・ハートー1)
このドラマ、BARカウンターで起こる客の会話を中心にストーリーが作られていて、BARのマスターを中村梅雀さんが演じられている。
梅雀さん大好きでもある私にとって見心地の好いドラマのようで、現在12話まで見ました。39話まであります。
映像の中のBARは落ち着いた素敵なBARで、ちょっと訪ねてみたい…一週間に一度一杯だけ飲んで帰る常連客になりたいような
素敵なバーです。そして、ここのマスターとお話をしていると、お酒に詳しくなるだろう…そしてお酒の話が楽しくなるだろう・・・そんな
BARです。
これを見ていると1995年にイギリスの北部やスコットランドをドライブ旅行した帰りにロンドンで数日、ヒルトン・パークレーンに泊まった時、
一階のパブ形式のレストランの入口付近の一角にBARカウンターがあって、ある日の夕方そこで食事をした時見た情景を思い出しました。
多分80歳代であろう老婦人が、お洒落をしてBARカウンターで一杯のカクテルを飲みながら、カウンター内のボーイに自分の好きなポーズを
とって写真を撮らせて楽しんでいる光景がありました。
BARのボーイは顔見知りのようで、快くそして愛想よくお相手をしていましたが、見るところ少し認知症が出ている頃かと思われる老婦人です。
日がな一日の終わりにここに来て、一杯のカクテルを飲んで一日を終えるのかもしれないと想像できるような光景でした。
かなりお金に余裕のある人生で、ずっとある程度贅沢な暮らしをしてお年を取られたという雰囲気が漂っていて、高齢者であっても
身だしなみには気を使う習慣が身についているといったご婦人でした。おしゃれです。そのセンス悪くなかった。気品も漂っていた。
想像をふくらませると、中堅の女優かモデルが仕事だったのかもしれない。ちょっとポーズをとってニコっと笑って写真を撮って満足していた。
カメラに向かって笑顔でポーズをとる習慣があるようにも見えました。その習慣が認知症と共に不必要な時にも出てしまっているのかしら・・・?
夫と、「一人暮らしになってもこんな生活が出来るのなら、寂しくないわね。このご婦人は幸せな人であって欲しいね。一日の寂しさをこうして
紛らわせているとは思いたくないけど・・・・どうなんだろう・・・・」って話したものです。
そして、「もしかすると、このホテルか、近くのホテルで滞在して老後を過ごしているセレブなのかな・・・?」とも話したものでした。
私も老婦人になって独り暮らしになっても、一週間に一度お洒落をして、こうしたバーに行って「初心者で一杯だけ飲んで帰る私にふさわしい
カクテルをお願いできる・・・・」なんて通ってみたい・・・・。そんな気持ちになるドラマです。続きが楽しみです。
(2022年2月23日)
はまったドラマ5(BAR レモン・ハートー2)
最終話39話全て見終えました。時々ほかのドラマやYou Tubeなどを見ながら、見続けていました。
この中で「グレンフィディック」というウィスキーが2度、話のなかに出てきます。
このウィスキー、私たち夫婦のお気に入りのウィスキーで、以前よく水割りで飲んだものでした。夫と土・日の午前中クラブでテニス仲間と
テニスを楽しんで帰った日、二人で飲んだお酒です。
二人ともお酒には強くありませんが、何故か飲みたくなるウィスキーで、かなり薄く水で割って氷を入れて食事時に飲んでいました。
スッキリとした癖のないシングルモルト・ウィスキーで、日本食や家庭料理にもよく合います。
海外旅行の際には、免税店で買う、定番のお酒でした。
最近、食べ物屋や食堂、コの字型居酒屋などをテーマにしたドラマが多く、実際に存在するお店で撮影して紹介しているドラマが増えて
います。多少ストリー性も加味したうえで、実際のおかずやお酒などを紹介しながら物語を作成しています。
このドラマに、このウィスキーの話が出てきて懐かしく、そして、お気に入りのウィスキーの歴史やそれにまつわるお話も楽しみました。
お酒(特に洋酒やワイン・シャンパン)に詳しくなりたい方やお酒にまつわる話の好きな方は、気に入るであろうドラマでした。
(2022年3月31日)
はまったドラマ5(とんび)
2013年制作のTBS日曜劇場10回シリーズは、男親子のドラマでした。
子供が3歳の時、母親が崩れてきた荷物の下敷きになる我が子をかばって死んでしまった後の、父と男の子の成長記録の物語です。
田舎町に暮らしていたこともあって、周りの多くの人々に助けられながら大人になった子供と父親との絆が涙なしには見られません。
親子愛に包まれ、父と子は失敗を繰り返しながら成長し、親とおじいちゃんになってゆく物語です。
がさつで乱暴・大酒飲みの父の愛情は、時にイラつきますが、涙が溢れだす男親子の物語で、私の体験や思い出は微塵も含まれて
いませんでしたが、「こんなに涙ってあったのか・・・」と思うほどもらい泣きで涙が流れて止まりませんでした。
私は、男だけの家庭は知りません。家族は8人で、祖父母・両親・子供4人(男2人女2人)と言う家庭で育ち、成長過程は大きく
違っていました。
「こんな育ち方あるんだなー。」と思う同時に、佐藤健さん演じる「旭」が7歳年上の女性と結婚したことも納得でした。
母親を3歳で亡くした「旭」はきっと年上の女性に憧れたであろうことがよく理解されます。また離婚して、女手一つで子供を育てている
女性の助けになりたいとの思いも強かったことも、その子供に父親として、自分が父からもらった同じ愛情をあげたかったことも理解
できました。家庭に父と母がいる憧れを求めた寂しさを、埋めてあげたかったのだと思います。
原作は直木賞作家・重松清のベストセラー小説。これをドラマ化した作品。私の好きな男優・佐藤健さんが子供の役を高校生からを
演じています。バックに流れる佐藤健さんのナレーションも素敵です。
長い間、テレビドラマを見なかったのですが、コロナで家に引きこもって時間を持て余して、NET配信動画サイトで映画やドラマを見る
時間が増えました。感動のドラマが多いのにも驚いています。
演技者だけでなく、カメラマンや脚本家、演出・構成や編集のすごさにも感動があります。 (2022年2月16日)
はまったドラマ5(半分・青いー1)
2018年に放送されたNHK連続小説「半分・青い」を、見ています。これ泣き笑いが激しくて、「うふ・・」と笑ったり、もらい泣きで涙が止まら
なかったりで、心が振り回されますが・・・・ある箇所に私の思い出の体験が織り込まれています。
ドラマって結構、実体験が織り込まれていて、あり得ない妄想ばかりを描いてはないことがよく解ります。
脚本家はきっと、多くの人の実体験を聞いて、また自分の実体験を思い浮かべてストーリーを作り上げて行くんだろうと思います。
注=現在すべてを見終えました。なるほど・・・これあり得ない恋ではありません。私の知人に、もの心ついた時から慕っていた幼馴染の
お隣のおにいちゃんと結婚して「嬉しかった・・・。」と言っていた人を知っています。
でもドラマの中のこの二人40年もかかったのですね。親しくなりすぎてたか・・・?兄弟感覚で慕っていたのか・・・?
やはりドラマでしょう・・これ・・・。
このドラマの中の、主人公の女性「鈴愛(すずめ)」は子供の頃から好きだった幼馴染・律に「結婚しないか・・・?」とプロポ―ズされた時
言葉が足りず「今はまだ無理・・・」という意味で「無理・・・。」と言ってしまった。
「律」はふられたと思い他の女性と結婚してしまいます。「すずめ」は悲しくて、結婚報告のはがきに書いてある住所を捜して、家の前まで
行ってしまっていました。そして「律」と結婚した女性を見てしまいます。
律の奥さんと少し言葉を交わして別れますが、この光景、私も経験があります。
「すずめ」さん側の経験ではなく、「すずめ」さんが好きだった「律」さんの奥さん側の体験です。
夫にも2度程(知っているものだけ)の恋愛体験があり、私との結婚を決心する2年くらい前に別れた女性がいました。
その女性に思いを寄せられていて、そのご両親も夫との結婚を望まれていたようです。しかしこの思いは成立せず、彼女は他の男性と
お見合いで結婚されてしまいました。そんな事情から夫も、その人の結婚より先に結婚する意志はなかったようで、彼女の結婚を
確認した後、自分の結婚を決意したとのことでした。
私たちが結婚して半年ほど経ち、帰省して夫の姉のお店の外回りを掃除していた私は、強い視線を感じてある方向を見ました。物陰から
一歳に満たない子供を抱いた女性がじっと私を見つめているのに気づきました。
その時理由はわかりませんでしたが、夫の姉が見つけて「〇〇チャンお入り・・・」と呼びかけ店に入ってこられた女性に、私はコーヒーを
出して少し言葉をかわしました。夫の姉とは顔見知りのようで、しばらく話をした後、帰られたのでした。
2~3日後、夫からその女性との過去を聞かされました。かなり強い思いを寄せられていて、夫も好きだった人だそうです。でも結婚には
踏み切れなかった・・。その理由は「その時点で生活の経済的安定に自信がなかった・・。」と夫は言いました。
夫は、私との結婚を決意する半年前位に転職しています。大手の有名な商事会社に勤めていましたが、彼女とのお付き合いがあった時期、
転職を考えていたと思われます。
どんな会社に再就職できるのか、はっきりしなかった夫は、結婚を切り出せなかったようです。相手の女性とご両親は、「結婚する気持ちが
夫に無いのだ・・。」と判断して、お見合い結婚を進めて行ったと推察されます。
夫が結婚したと聞いて、同時期に帰省していたその人は、夫が滞在しているだろう家まで来てしまったようです。まだ夫への思いが少し
残っていたであろう感情が、こうした行動をさせたのでしょうか。会いに来られたようでしたが、夫はその場に居ず、私と夫の姉に会って
帰る結果となりました。
美しく品のある女性でした。夫が好きになりそうな女性でした。ご縁が無かったとしか言いようがない・・・。でも、「素敵な女性だったから
納得した・・。」正直な私の感情です。夫にも好い思い出があって良かった・・・というのが正直な思いです。
(2022年2月8日)
追記=私、夫が大学時代に付き合っていた女性も知っています。偶然同じ絵の美術会でお会いしてお話しする機会があります。
歳を経て多分昔の面影は無いと思われます。だから夫に「お会いしないで、昔の若くて可愛いかったころの彼女を記憶に留めていた
方が正解ですよ・・・。」って話していますが、この方、お人柄が好くて、「なるほどな―」…と思います。夫の女性の好みは、見る目に
間違いはない・・・と微笑ましく感じます。
そして、結婚してからお友達となってくださっている趣味のグループなどでの女友達も、素敵な方が多く、夫は女友達にも男友達にも
すごく恵まれていると思います。話に聞いていたお友達に出会って紹介される女友達は、とてもレベルの高い素敵な方々ばかりだし
時々愛媛迄遊びに来てくださる古い男友達もレベルの高さに感心している。
はまったドラマ5(半分・青いー2)
このドラマ、7月7日七夕の日に同じ病院で5分違いで生まれた二人のラブストーリーだ。ご覧になった人は記憶にあると思います。
成長過程で女性主人公・鈴愛(すすめ)は、おたふく風邪ウィルスで左耳が聞こえなくなる・・・それを気遣う心優しい男性主人公・律との
愛の物語でした。岐阜の田舎町で、子供の時から18歳になるまでずっと一緒に成長した。ちょっと私好みのラブストーリー。
この中で、アラ・フォーになってやっと、二人の間で男女としての接近があります。ずっと好きだったはずなのに、すれ違いで別れてしまい、
お互い別々に結婚し、親になってから離婚を経験し、成長した人間性を身に着けて結ばれてゆく物語でした。
私にも未熟だったころの失敗談があります。
中学時代親しくしていた同級生が大学卒業と同時に私を突然呼び出し「結婚を前提に付き合ってくれ・・・、これから5年間大学院に行く・・・、
卒業まで結婚を前提に付き合ってほしい。5年間待っていて欲しい・・。卒業と同時に絶対結婚するから・・・。」というプロポーズをされました。
しかし、私は彼に「悪いけど私、〇〇君のこと・・男子だと思ってなかった・・・あり得ない・・・。」と言って笑ったらしい。(覚えてい無いの
ですが・・)10年位後になって彼から告げられ「傷ついた・・・。」と言われたのです。
私その時初めて、断り方があることに気付いた未熟者だったことが分かりました。多分ほかにも2・3人こうした言葉で傷つけていると
思います。
「ごめんね。若かったわ。思いやりのかけらもなかったわ。〇〇君のような優秀な人にそんなひどいこと言ったの・・。馬鹿だったんだね。
申し訳ない。今だったら受けていたのに・・・。済みませんでした。失言です。」と嘘をついていた。心にもないことを言ってしまった。
歳を重ねるって、人間ずるくなることでもあるようだ。
こんな人間性、果たして好い成長なのか疑問でもある。
このドラマである朝、律が二人で起業した会社のソファーで寝ている頃出勤したすずめは、律の寝顔にキスしようとした時、律が目を覚ます。
でも、毛布を上げて「入る・・?」と言われて毛布に一緒に入ってしまうシーンがあります。
そこで二人は抱き合ってキスしてしまうのですが、すずめが「律とこんなことになるなんて気持ち悪い。」と言ってしまってます。
好きな相手だから自然なことなのに、照れ隠しか・・?幼馴染の感覚で普通の男女ではなかったのか・・・?「足がつった感じ」だと言ってしまって
律をがっかりさせたようだった。そして脚本家のお遊びか、40歳も近くなった男女が「軽くキスしただけだから・・まだ大事に至っていない・・まだ
戻れる・・。」てなことを口走っています。
なんだかわかるような・・・同級生だと私はちょっと結婚など無理・・・ましてキス・・?結婚したら子供出来ることしちゃう・・・?「やだ!やだ!
気持ち悪!」と感じる。同級生や幼馴染と結婚している人の気持ちは、私には分からない・・。正直気持ち悪い・・・。
(同級生や幼馴染と結婚してる人ごめんなさい。私の個人的な勝手な思いですから・・。深く掘り下げないでくださいね!!!!!。)
私にはできないことだと思う・・。でも、このドラマは美しかった・・。すずめは、人とうまく付き合えない律が、唯一自分を正直に出せる女性だった
ことは確かなことだったから・・・律が結婚した妻とは喧嘩もできなかったけど、すずめには「人の心に土足で踏み込むな・・。」と喧嘩している。
そして「すずめ」は「私は無神経だ。ごめん。」と後で謝っている。すると律は「すずめに対しては長く怒っていられない・・。」と言っている。
こうでなくては、夫婦という長丁場は続いて行かない・・。喧嘩は出来ないと駄目だと思う。そして仲直りできることも必須である。
律には、子供の頃から培った付き合いができる「すずめ」でないと結婚は長続きしないと感じる。気遣い過ぎて、律も妻も疲れる・・。やはり、すずめが
必要な伴侶でしょう。 (2022年2月11日)
はまったドラマ5(この恋温めますか)
このドラマ、2020年制作の「コンビニ・スイーツ・ラブストーリー」ですが、ちょっとコメディー風のドラマでした。
若い俳優さんたちで名前を知らない方々ですがちょっと素敵・・・タレントさんってどこかに大きな魅力をもっておられる。ついつい引き込まれて
気に入ってしまって、3回も繰り返し見てしまいました。
75歳の高齢者を引き込むのですから・・・。よく出来ています。
主人公の女性を演じる森七菜さん(19歳)、可愛い・・・。主人公男性を演じる中村倫也さん(34歳)羽生結弦風イケメン、女性主人公に
恋するが結果的にふられてしまう男性を演じる仲野太河さん(27歳)、泣きあり笑いありの演技素敵。男性主人公と付き合って別れる女性を演じる
石橋静河さん(26歳)も素敵な大人の女性。良い組み合わせ・・・でした。
そしてこのドラマで、中村倫也さん、仲野太河さん石橋静河さん、ファンになりました。
ストーリーは予想通り、変わり映えしませんが、誰も傷つけない内容になっていて、悪人が一人もいないストーリー・・・。世の中こうであれば
好いのに・・・、と思ってしまうほど、最初から最期まで、好い人だらけで、気分よく終わりました。
コロナがなかなか終息しないで旅行や宴会が出来ませんから、こうしたドラマで時間つぶしも楽しめます。
男性主人公は34歳の男優、それに対して女性主人公は19歳の女優ですが、全く違和感なし・・・。プロってすごいですね。「演技の力でこう
なるんだ!!」って感心しました。重くない後味の良い爽やかなドラマでした。 (2022年1月18日)
追記=現在20歳の女優さん・森 七菜さん、若くてかわいいだけでなく、演技も素敵。泣くシーンにおちゃらけシーン、笑顔のシーン、ラブシーン
とても良い・・・。最近の俳優さんって若くてもすごく演技力がある。私の若かりし頃の俳優さんとは大違いの気がする・・・・
洗練されている・・・・。
当時の俳優さんって、時代劇以外は演技、下手だった。かっこ良い長身のハンサム&美人であれば通用したという感じでした。
キスシーンなども素敵に演技する・・・。いやらしく感じない。昔は、イングリット・バーグマンやビビアン・リー、オードリ・ヘップバーン、
ほかの外国人が演じるキスシーンを見て、青春期に「好きな人が出来たら・・・ああいう風にキスしたいなー」と憧れていましたが、
今では日本の俳優さんが映像の中で「あら素敵!」というキスをしている。キスに慣れたのか・・?、キスを見慣れたのか・・・?
このキスシーンのところで、二人が橋の上でキスしている時、4~5人の保育園児を乗せた手押しのボックスカーが通りかかり「あー、
大好きチューしてる!チューしてる!!」と幼児が叫ぶと、保母さんが人差し指を唇あてて、「シー」のジェスチャーをしながら通り過ぎる
場面があり、印象的でした。通り過ぎてから二人で軽いお辞儀している。笑いを誘う好い風景!!
はまったドラマ5(最愛)
これ、完全オリジナル・サスペンスラブストーリーで、第1話からぐいぐい引き込まれて、次回が楽しみになりました。どういう結論で
終わるのでしょう。You Tubeで、このドラマの考察をして掲載している多くの人々の話も面白いです。
松下洸平さん素敵です。今まで見たドラマでは、気弱な役ばかりでしたが今回武骨でたくましい警官の役で、ファンにはたまりません。
シンガーソングライターでもある松下さん。歌も素敵です。お母さんは、ボディービルダーでもある画家だそうです。育った家庭が面白い、
バラエティー番組などにも出演されて、幅広く活躍する素敵な男優さんです。
このドラマ、バックの音楽には「宇多田ヒカル」さんの歌「君に夢中」が流れ、知名度の高い多くの演技者と、ストーリーの転回の速さ、
視聴者を退屈させません。最終回の後、追記で感想を書きたいと思います。 (2021年12月4日)
追記1=9話が終わりました。終わり際に、主人公の一人大輝(松下洸平)が犯人疑惑、思わせぶりで終わった。結末はどうなる・・?
まさか大樹犯人はないでしょう。それはやめて!!梨央(吉高由里子)との関係はどうなる・・・?結婚するのか・・・?別々に
生きることに・・・?どちらかが犯人なんて・・・ないよね!!
加瀬(井浦新)と弟・優(高橋文哉)の結末は・・・?もしかして、梨央も記憶障害を患っている・・・?一体犯人は誰・・・?
次回(12月17日)が最終回・・・・・。 (2021年12月11日)
追記2=15年前、岐阜県白川郷で、白山大学の陸上部合宿宿舎で起きた殺人事件が端を発した物語で、殺された男性の行方を捜す父親が
15年後死体となった。そして、15年前殺された男性にレイプされた女性、今では記者となって梨央の会社の不正を調べていた女性も
死体で発見される事になる。
連続殺人事件と主人公(真田梨央)の恋愛事情がストーリー。視聴率は毎回9%前後、人気ドラマです。最終回は10.9%
高校生だった主人公・真田梨央(吉高由里子)と大学生駅伝陸上部員・宮崎大輝(松下洸平)は恋仲だった。15年経って、殺人事件を
捜査する警視庁刑事・宮崎大輝と大会社女社長となっている真田梨央が再会する。そこには梨央を命がけで守る弁護士加瀬(井浦新)
がいた。この二人の間にも双方的な愛と信頼関係がある。
視聴者を飽きさせないストーリー展開に、多くの人がYou Tubeで考察して、次の転回予想などを掲載していたドラマです。
犯人特定予想が次々と変化して、予想するのが面白くなります。他にキーマンとなりそうな人物には、弟・優(高橋文哉)兄の真田政信、
母の真田梓、会社の重役・後藤信介、富山県警の刑事・藤井隼人などがいる。
中で、梨央・大輝・優の会話には、方言(岐阜弁)が話されていて、標準語の会話との対比が心地良い…のが不思議。
最終回での結末は、次のようなものでした。大方予想通りの結末になりました。
15年前の殺人隠ぺいを手助けしたのも、15年後のその父親を殺したのも、記者の女性を事故死させたのも加瀬弁護士(井浦新)でした。
結論は曖昧で、加瀬が何所かに消えて、警察は逮捕出来ず、取り調べ不能で嫌疑不明のまま終結しました。加瀬が姿を消す前、大輝は
携帯で加瀬と通話し、梨央とその弟・優のその後ついて頼まれてしまいます。
加瀬の(最愛による)願いは、梨央と優には、一点の曇りもないこれからの人生であって欲しい・・との願いでした。それからの大輝は
事件について口をつぐみます。
会社重役・後藤信介が犯した不正の責任を取って、梨央や兄の政信、母・梓、後藤は会社の重役を退き会社の信用を守り、その代わり
梨央は研究者平社員として会社に残り、記憶障害治療薬の認可を取る目的は果たしました。
15年前子供だった時代に、殺人を犯したかもしれない優は記憶障害のため過去を忘れ、弁護士を目指します。梨央と大輝は将来は
結ばれそうな終わり方・・・。あっけないけど概ね予想通りの終結でしたが、すべての殺人に弁護士の加瀬(井浦新)が関与していたのは
予想外でした。
3件の殺人事件の内、一つは隠ぺいに加担、一つは直接殺してしまい、一つはもみ合って転落死させてしまう…というものでした。
隠ぺい加担は、まだ小学生の子供・優が殺したかもしれないが、「子供だから罪には問われない・・。」との加瀬の言葉に「法律の
問題ではないんだ・・・一生そのことは世間が覚えている・・。」と言った言葉に同調した。直接殺人を犯した件は、麻薬パーティーを
開いて多くの女性をレイプし、麻薬を使ってレイプを繰り返し、梨央にもそれが及びそうになった時、弟・優が刺してしまった。しかし、
それは致命傷ではなく、刺さったまま倒れて深く刺さり致命傷を負って死亡。それについてその父親が「誘った方が悪い・・息子にも
未来はあったのだ・・・。」と言って優を告発しようとしたためであった。事故死については、加瀬が懇願するも振り切ろうともみ合い
自分で転落した…ものでした。
この15年前の殺人・・最悪の行為をした息子を愛する父の言葉・・・最悪ではあるが、身勝手な男・息子に対する最愛がある。腹立たしい
最愛ではあるが・・・。加瀬は梨央の父の家族を思う最愛に感動していたからこそ、その言葉・思いが許せなかった・・・。そう私は感じた。
加瀬弁護士は幼い頃家族を亡くし、家族の暖かさを知らない・・そしてその家族の愛に信仰ほどの強い憧れを抱いていたようだ。
加瀬弁護士を演じた井浦新さんも素敵でした。やはり井浦さんの演技力と魅力すごい!!!最愛の意味を演技されていた。
切ない結末ですが、見ごたえのあるドラマでした。
ドラマの中で一度も笑わなかった加瀬さん、理由が判明しましたね。加瀬さん切ないわー。どこかで生きていて欲しい・・・。死なないで!!
最終回で加瀬弁護士、主役になった・・・強く印象付けてしまい、視聴者の心に残ってしまったのは、この人だった・・・。
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