はまったドラマ5

はまったドラマ(グレースの履歴)

 たまたまチャンネルを合わせたドラマ「グレースの履歴」。NHK・BSプレミアムのドラマです。この7話、松山が撮影場所だった。つい見入ってしまって
 興味がわいてきました。NHKオンデマンドで一話から一機に見てしまった。

 退職記念の一人旅の旅先・フランスでバスの事故で亡くなってしまった車好きの妻が残した車の、カーナビの履歴をたどってドライブ旅行をしてみる
 連続ドラマです。
 ちょっと私好み・・・のあらすじで、ヨーロッパに一人旅をするはずだった妻が、ヨーロッパ旅行前の一週間を、「グレース」で国内をドライブしていた記録が
 カーナビに残っていた。その記録に従って妻の足跡をたどってみることにしたのです。7話が最終地・松山だった・・・。8話が最終回のようです。

 本人が知らなかった、妻の過去を知ることになる。そして、旅の途中で出会った人との人間模様が面白い。「このドラマの脚本好きだなー。展開が素敵」

 この題名にある「グレース」とは持ち主が付けた車の愛称である。このドラマの中では、モナコ王妃となったグレース・ケリーが愛したホンダの
 スポールカー「S800」という車で、モナコ王妃・グレースが所有していた車が逆輸入されて中古車として販売されたものという設定になっている。

 大人の男女の恋愛・別れ・再会などが主題となっている。また本田技研の初期のころの4輪自家用車発売当時の諸事情も、多分事実を踏まえて
 語られている。    最終回が楽しみです。      (2023年5月6日)

 最終回はちょっと悲しい・・・しかし、人間誰もが、何かしらの苦しみ・悲しみ・寂しさ・苦痛などを神より与えられ、これによって成長しなければ
 ならない人生を与えられてしまう。そして、忍耐や忘却により、新しい生きる道を見出して生きているように思います。

 このドラマの主人公も、悲しさや寂しさ孤独を得たのち、新しい希望に満ちた人生の始まりがありました。「こういう終り方にしましたか・・・。」と
 納得しました。松山の映像は美しく撮られていて、とても良い街に見える。正しく住みやすい街ではありますが・・・。
              (2023年5月7日)

 追記=このドラマに出てくる松山の住所・・・・松山市此花東は存在しない。此花町はあり、私が住んでいる場所から徒歩2分です。

     この花屋さんで2ケ月に一回程度、2~3千円程度の鉢植えの花を買っています。今回花を買った時に「グレースの履歴」に出ました・・・?」
     と聞いたところ「出ました・・・、時々撮影聖地だと言って写真を撮っていかれる方がいます。広末涼子さんが可愛かった・・・。など」と話して
     いました。


はまったドラマ
(リバーサル・オーケストラ)


 水曜日夜10時から日本テレビで「リバーサル・オーケストラ」というドラマが始まって、7話を終えました。素敵なドラマです。

 もともとクラシック音楽好きの私には見やすいテーマで第一話から見始めましたが、主役の門脇麦さんがとても可愛くて・・演技も素敵で・・・、
 そしてマイストロ役の田中圭さんも素敵だし、脇役の人々も見慣れた、それでいて適役ではまってしまいました。

 このドラマのバックに流れるクラシック音楽は、なんという交響楽団が演奏しているのでしょう。気になります。バック音楽で流れる曲も
 心地よいです。

 注=神奈川フィルファーモニー管弦楽団が全面的に協力しているということです。

 以前、映画でしたが「マイストロ」という映画が、西田敏行さんと松阪桃李さん主演であり、動画サイトで見て最後の曲に感動しました。

 その演奏は、佐渡裕さん指揮・ベルリン交響楽団で素晴らしく、「映画館のあの大きいスピーカの音響で聞いてみたかったなー。」とこの映画を
 映画館で見なかったことを後悔したものです。

 映画館の音響も、生演奏とは違った迫力があり、これもまた興味があります。低音などは体に響き渡り振動が伝わってくるほどの迫力ですから
 「録音された音も、これはこれで良いなー」と感動します。上質なオーケストラの曲をあの音響環境で聞いてみたかった。

 残りの多分3話でしょうが、楽しみになっています。            (2023年2月25日)

 3月1日に第8話がありました。いよいよ佳境に入ってきましたが、気づいたことは、門脇麦さんは初めから、可愛くて清純で音楽に真摯な
 20代後半の女性でしたが、マイストロ役の田中圭さんは、はじめ少し野暮ったい・・ヨーロッパで活躍していた人気の指揮者にふさわしいと
 思えない雰囲気の変人指揮者だった様子が、後半、段々集中した仕事をしている洗練された優しさをかもし出した男性の雰囲気へと変化
 してきて、笑顔も増えて来た。8話の田中圭さんとても素敵でした。

 これ、脚本家の力・・?演技の力・・?演出家の指導・・?カメラマンの技術・・?メイクアップさんの技術・・?編集力・・?谷岡初音さん役の
 門脇麦さんも、10年前の若いバイオリニストを演じた時、若い女性と思える画像に映って、「メイクや演技ででこんなに変わるんだ・・。」と
 思ったものです。眼鏡をかけたさえない市の職員も似合っていました。

 こうした作品を制作する人ってすごいですね。このチームワーク。やっぱりこのドラマ・・はまります。そして今回のドラマ、演奏シーンの多さに
 演技者の方々の努力は、すさまじかったと思われます。教えて演技をさせた指導者も大変だったと思います。それを感じながら楽しんでいます。
                        (2023年3月2日)

 追記=撮影開始約半年前から、演奏の指導を受け、演奏シーンを演技したということです。それにしても、弓の使い方、指の動き、演奏体勢
     大変な練習をされての演技でしょう。すごい人達ですね。

 3月8日に9話が放映されました。ちょっと微妙な方向へ向かっています。脚本家はあの「最愛」を書いた清水友佳子さんが担当しておられるので
 これまたラストが想定外の結果になるのでしょうか・・・?

 「最愛」の時には、思いもかけない人(弁護士)が関わっていて・・・結果その人物はどこかに消えてしまう。そして、主役でなかった弁護士が
 、最後に主役を持って行ってしまった。キーパーソンは弁護士だった・・・。

 今度はマイストロの常葉朝陽がキーパーソンなのか・・・?違うのか・・・・?まさか、髙階建設の会長・・・?ポスト市長を狙う市議会議員・・?
 どんでん返しはあるのか・・・・?

 10話が楽しみですが、10話が最終回なの・・・?予告編では「最終回」とは言っていない・・・。微妙になってきた・・・。
 どういう終わりになるのか・・・・しかし、門脇麦さんってめちゃめちゃ可愛い・・・。わたしは大好きです。  (2023年3月8日)


 3月15日に10話(最終回)が放送されました。どんでん返しらしきものはなく、「おそらく。こうであろう・・・。」と思っていた通りの終結でした。
 しかし、大ホールでの演奏シーンの撮影は圧巻で・・・協力者も観客を含めホール全員・・・神奈川フィルハーモニー管弦楽団の協力も
 大変だったに違いないと思われる協力振りで、演技者の方々も力入ることでしょう。

 これだけの多くの人々の協力を得てのお仕事も少ないのでは・・・?と思います。よく聞くクラシック音楽もバックに流れる編曲された音楽も
 素敵なものでした。田中圭さんと門脇麦さんも・・・そしてバイプレーヤーで演技された方々も素敵でした。

 最終話での田中圭さんふんする常葉朝陽の指揮がかっこ良過ぎ・・・。すごいです。何度も見てしまいますし、演奏もすごい。
 クラシック音楽ファンは、第10話は、何度か繰り返し見直したのではないでしょうか・・・?

 やっぱりドラマはハッピーエンドで終わりますね。でも、このドラマ…もうちょっと続きを見たかった・・・・。終わるとなんだか寂しいです。

 それだけ私は、はまっていたのかもしれません。    (2023年3月16日)

 それにしてもこのドラマ、大好きになり・・・10回以上20回未満位繰り返し見てしまいました。クラシック音楽好きの私は、オーケストラが
 演奏するシーンが好きになり、何回もそのシーンを繰り返し見てしまいましたが、これすごかったです。演奏者と同じ動きを演技しています。
 嘘とは思えない・・・。しっかり覚えて演じたのだと思います。俳優・女優さんに拍手。

 追記1=このドラマは、地方自治体後援のポンコツオーケストラを、ヨーロッパで活躍していた市長の子息が、救世主=子供のころ
      天才バイオリニストとの名声をほしいままにしていたが、演奏を逃げ出してしまって舞台を放棄し、それ依頼舞台に立っていなかった
      谷岡初音をコンサートマスターに招集、ポンコツオーケストラを成長させてゆくストーリーです。

      結構笑いもあり、おバカな恋心も…真剣な失恋も・・・、納得する人生劇も‥‥悲喜こもごもです。

      前半過ぎまでは、ありきたりのストーリーが展開していて、オーケストラが演奏する音楽やバックに流れる音楽に引き込まれていましたが、
      8話頃から少し展開が変化して、9話で微妙な雰囲気になります。ちょっとミステリアスな内容も加味されてきています。

      脚本家・清水友佳子氏の傾向ともいえそうですが、次回が楽しみになってきています。この脚本家・女子大短大部音楽科出身とか・・・?

      結果は想像通りでした。悪者は次期市長を狙う市議だけ・・・。「最愛」では思いもかけない結末でしたが・・・。


 追記2=このドラマでは、バイオリンの先生をしていた友人の言葉を思い出します。ドラマの中で、「凡人はどんなに努力しても・・・天才とは違っている
     ・・・」というようなシビアな音楽世界の泣き言や諦めほかが出てきます。私の友人だったバイオリンの先生も、音大に入るのに、沢山のお金と
     時間を使って勉強し、やっとの思いで入学したけれど、音大2年生くらいで、演奏家になる教育と音楽の先生で終わる教育とに二分される・・・。
     と話していた。
     「自分のバイオリンの能力は、演奏家になれるレベルではなかった・・・。」と言っていました。学生の間に線引きされる・・・というような・・・。

     演奏出来ない私が彼女のバイオリンの音の間に、たまに雑音が入るのに気づいてしまって、質問した時でした。クラシック好きの私には、
     彼女の演奏技術のある点に気づいて質問したのです。その時、率直に彼女はそう答えました。そして「あなた耳が良いねー。そしてかなり
     レベルの高い演奏家のバイオリン演奏を聴き慣れている。

     普通はそれに気づかないし疑問を感じない・・・!あなたがそんなにクラシック音楽に精通していたとは気づかなかった・・・。」と
     言っていました。

     私は、少しピアノが弾けて、大人になってから、教会オルガンの演奏技法を、アメリカ人女性の宣教師に5年くらい教わっていただけの
     趣味レベルの音感ではありますが・・。演奏技術は無くても、聞いていると耳は肥えてゆくようです。

     「失礼なこと言っちゃったかなー。」というと「そうでもないよ。」と言って、たまたま業者が試し弾きをしてほしいと置いていった値段の高い
     バイオリンとその時使っていた自前のバイオリンを弾き比べてくれて「楽器の値段でこれだけ音色や音の幅が違う・・。」とか、弓の値段でも
     これだけ違うとか・・・弓を変えて弾き比べてくれました。

     その違いに驚きました。演奏家は数億円もするバイオリンを弾いている人がおられますが、彼女が引き比べてくれたバイオリンは、
     200万円位のものと、1000万円位のバイオリンでした。弓は50万円ほどの弓と200万円位する弓だったと記憶しています。(これ、
     約40年くらい前の話)弓も結構高価ですし、弓を変えても音が違っていたのです。「バイオリンって、演奏技術だけではない
     楽器なんだなー。」と驚かされた瞬間でした。

     その時彼女は、200万円位ののバイオリンから、1、000万円近いバイオリンに買い替えたようです。

     その友人は今、高齢になって指先がうまく動かず、だいぶ前にバイオリン教室を廃業しています。それに彼女は、才能のある生徒は、
     長く自分で抱えず、もっと指導力のある先生を紹介して、生徒の将来に繋げている‥と話してもいました。

     自分が教え続けると、その子の才能と技術を伸ばせない・・・と自分の現実を自覚していた。真摯なバイオリン教室の教師でした。

     このドラマ・・・友人と会話した古い話を思い出すドラマです。



はまったドラマ
(青い鳥)

 BS・TBSの深夜番組で、豊川悦司さんと夏川結衣さん主演の「青い鳥」というドラマを再放映しています。

 1997年制作の古いドラマですが、とても素敵なドラマです。現在7話まで再放送されていて、最終話は11話だそうです。ネットの検索で見つけて
 10話まで見たのですが、はまってしまいました。ですが何故か11話を見ることができません。色々チェックしては見ましたが、無料で見られないのです。
 どうしたことでしょう・・・。深夜放映の最終回を待ちますか・・・・?

 夏川結衣さんの美しいこと・・・豊川悦司さんの男の色気満々で見入ってしまいます。豊川悦司さんって、こうしたシャイで無口な殻に閉じこもっている
 ような男性役は本当に魅力的で惚れ惚れしてしまいます。「演技者でなく実際の男性はどんな人なんだろう・・・。」と想像してしまいますよねー。

 以前に見た常盤貴子さんとの主演で「愛していると言ってくれ」というラマも素敵でした。耳が聞こえない口もきけない聾啞者の画家役で、手話による
 演技も素敵な見ごたえのあるドラマでした、このドラマもはまってしまったものでした。

 若いころは昼間仕事をしていて、夜は家事に忙しくドラマを見ている時間がありませんでしたが、コロナで外出が少なくなり、動画配信サイトを契約して、
 古い映画やドラマを多く見ました。素敵な映画やドラマが多いのには驚きでしたが、古いものにはとても見ごたえのある素敵なドラマが多くあることに
 気づかされます。

 あと一話を見て完結です。楽しみですが、現在無料で見られるサイトが見つからず残念です。ちょっと待ち遠しいですが、待ってみましょう。

 しかしこれ、逃避行に至るラブストーリーで、現実にはしんどい恋愛ですねー。私がこの女性なら我慢してしまって、恋愛は実現不可能ですね、きっと。
 好きで好きで・・・でも辛くて…時間が過ぎてゆくように思えます。この女性主人公は、結婚していてご主人がいる状態で好きな男性が現れてしまう・・・・
 暴力を振るう前夫からお金で救い出してくれた新しい夫がいる・・・この夫、とてつもなく一方的にこの妻を愛しているストーカータイプの愛情で自分勝手
 好きな妻を手放すはずがない夫。離婚も不可能・・こんな状況での好きは、辛い好きです。

 私だと忘れることも…新しい夫を好きになることもできず・・・苦しんで離婚を考えながら生きている、しんどい人生になってるでしょう。

 やはり逃避行しか道はなさそうです。執拗に追ってくる夫から逃げる辛さを伴った幸せって・・あるのかしら・・?と疑ってしまう。私の性格では、この恋愛は
 無理でしょう。現実だと悲惨な未来が待っている・・・と思われる。ドラマの中でも悲しい結果が待っていましたが・・・。

 主人公の魅力的な演技と美形の画像のドラマだから「ああー素敵だった・・・!」で終われますが・・・。         (2023年2月21日)