松山市中心から国道196号線を今治方面へ走ると、途中に波止浜港があります。そこから定期船で「小島(おじま)」まで。
この小島に、大日本帝国陸軍の要塞跡がほぼ当時のまま残っている場所があります。日露戦争を予感した大日本帝国がロシアの
侵攻を防ぐために築かれた海岸要塞です。
明治32年から2年の突貫工事で多額の費用をかけて砲台や赤レンガの兵舎、火薬庫、発電所などが作られています。
100年以上の月日が経っても、ほとんどそのままな姿で残る要塞は、日本人の技術の高さと真摯な仕事ぶりを彷彿とさせています。
ウォーキングと歴史探訪を兼ねた一日旅行に最適な場所。定期船から見るしまなみ海道の来島海峡大橋も見ごたえがあります。
釣り人もあちこちに座って釣りを楽しんでいて、のどかな島ですが、お店らしきお店はなく、お弁当持参をお勧めします。
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