秋の呉・広島・岩国

広島の女子大学で教授をする甥から、「遊びに来て・・・。」と言われていたので、紅葉狩りがてら行ってみました。
近くでもなかなか行かない場所なので、思い付いた時を機会に、3日間の旅行になりました。

車を持っている甥を便利に使ってしまいましたが、気楽な短い旅となりました。

一日目

 松山港8:30分出発のスーパージェット広島行きに乗って呉まで・・・。呉で下船して
 スーツケースをコインロッカーに預けて、「ヤマトミュージアム」に入りました。
 子供たちが課外学習で多く入館していたと同時に、観光客も多く、混雑していました。

 特別展では、夫がよく読んでいる本の作者の情報を展示していて、夫は読んだ本や
 展示物について説明してくれました。

 しかし左の耳から即右耳を抜けてしまい、記憶には残りませんでした。どうも興味が
 ないようです。常設展示を見て終了。

 その後、旧海軍兵学校があった江田島にフェりーで行ってみましたが、土・日しか見学
 出来ないようで、タクシーで山の上から眺めただけで帰ってきました。

 呉の駅に隣接した大型スーパーマーケットの中の「モス・バーガー」で昼食をとって
 JR電車で広島まで・・・。宿の「シェラトン・ホテル」へ向かいました。

 ゆっくりの旅。午後は夫はプールで、私はテレビを見て過ごしました。
 

松山発広島行きスーパージェット        

 追記=朝食を松山観光港で食べようと思ったところ、食事するお店がありません。コンビニもないので、お土産物店で、パンと雑魚天・竹輪で
     食べました。港で朝食は、パン程度ですからお気を付けください。
 


   戦艦大和ミニチュア正面

無人島灯台

山の上から見た技能学校

旧海軍兵学校・校舎            

二日目

 朝8:30分甥がホテルに
 迎えに来てくれ、大学へ
 向かいました。

 今の女子大ってすごいですね。
 大規模のせいか、コンビニも
 学内に2箇所ありましたし、
 紀伊国屋書店がありました。

 大学というより、商業施設の
 様な設備で驚きでした。
 トイレの数も多いし、綺麗です。
 エスカレータも多い・・。
 吹き抜けの多い建物ばかり。 
 
 甥が勤める女子大学
 食堂も喫茶も広くて大きい。屋外には、写真の様な椅子も。これ女子大学です・・・。60年前の女子大とは大きな違い・・・。今の若者は、恵まれて
 いるのですね。私たちの頃は、大学・短大に行く女性は一割か二割位だった様に思う。
 広島の繁華街から離れているせいか、土地が十分に使われていて広すぎ…と思われるほど全てが広々・・・。
 学食でお好み焼きを食べましたが、待ってる間に焼いてくれます。セルフサービスのレストラン並みでした。
 

 お昼からは、宮島に向かいました。高速道路で40分ほどでしたが、ウィークデイにもかかわらず
 観光客が多く、駐車場を探すのに時間がかかり、船も混んでいて、神社に通じるお土産屋が並ぶ
 道も大混雑で歩くのも大変と言うほどです。

 かなり多くの外国人が観光していました。戻りつつある・・・。

 紅葉はまだ少し早く、あと一週間くらい待てば盛りになるとも思えました。神社では結婚式が
 行われていましたが、観客が多くて恥ずかしいかも・・・?と思うほど観光客が多い・・。

 写真を撮って、再び高速道路を走って広島に帰り、牡蠣専門店で夕食を取りました。新鮮な
 牡蠣で美味しかった。

 繁華街の本町通りを通って、夜の広島を歩いてみました。
 クリスマスのイルミネーションをはじめ、所々、ロマンティックに木々が電球で飾られ
 雰囲気を出していました。写真は小さな公園か広場利用のイルミネーション・・・。

 感想としては、松山より若者が多い・・・高齢者の割合が少なそう・・・?
 と言うところでしょうか。
  

安芸の宮島写真集

シェラトンホテル広島
広島駅に隣接していて便利。ただ、ルームサービスの食事がまずい・・・。高級ホテルのルームサービスでは今回が最低でした。
コロナ時期ですからどうしても、ルームサービスになってしまうので、もっと美味しく作ってほしいかな・・・?

シェラトンホテルは、南米ブエノスアイレスで泊った経験がありますが、ここも食事は美味しくなかった様な記憶が・・・。
私たち夫婦はシェラトンホテルの食事に相性悪いのかも・・・?まあくさらず利用してみましょう。マリオット系のホテルの会員ですから・・・。

今回の部屋は最上階で21階。広島の眺めは平凡でした。水着は持って行くべきだった。ジャグジーがプールと一緒で裸では利用できない。
水着は貸し出しがある・・。今回二泊でしたが、泊まり客は一日目8割が白人系外国人で二日目は9割が日本人不思議な利用率。

三日目

 朝9時ごろホテルをチェックアウトし、荷物を預けて岩国に
 向かいました。JR電車で約1時間。

 岩国駅からはバスで錦帯橋まで・・・。お天気も良く、最高の
 観光日和。

 錦帯橋と吉川家の墓地(霊廟)、岩国城を観光。
 昼食は、瓦そばと岩国寿司で・・・。

 のんびりした一日でした。広島駅に戻ってお土産を買い、
 ホテルに戻って荷物を受け取り、タクシーで広島港へ・・。

 5:30分松山に向けスーパージェットに乗りました。
 居眠りしている間に松山到着。タクシーで我が家に・・。



お昼に食べた食事

 写真(左)は、甥が勤める女子大学の学食で「府中焼き」と
 言ったと思う「お好み焼き」で、目の前で焼いてくれます。

 食券を買って並んで待って焼いてもらいます。
 焼きたてで美味しい。量がかなりあります。

 写真(右)は、岩国の錦帯橋前の食堂で食べた「瓦そば」と
 岩国寿司。

 写真を撮っていて、すぐ食べなかった事もあってか、焼き過ぎ、
 焦げて硬かった・・・。早く食べるべき・・・瓦が熱くて、時間が
 経つと焦げてしまう・・・。岩国寿司は、松山寿司ほど甘くない。
 私はもう少し甘みのある散らし寿司が好きです。

買ったお土産 (広島だけの宿泊割引や買い物クーポン券が、3回のワクチン接種証明提示で貰えたらしい・・・。しかし、知らなかったため
          利用しなかった。
          通常料金を払い、お土産も普通の金額を支払いました。若者はそれを利用したようです。
          広島住在の人以外が対象だったようです。)
後になって甥から聞きました。


おまけの写真
   

「 ひとりごと」に書いた記事
哀しい過去

 11月24日から3日間、広島へ行きました。

 甥が広島にある女子大で教授をしていて、「広島に来て・・・大学を案内します。」と言われていたので、紅葉狩りついでに行ってみました。
 以前は名古屋にある大学で教鞭を取っていましたが、今年4月から広島に戻ってきたのです。

 簡単に広島を案内してくれ、安芸の宮島に連れて行ってくれました。

 私たちは、松山を出発した日、呉に立ち寄って「大和ミュージアム」を
 見学し、海軍兵学校があった江田島にも行ってみましたが、旧海軍兵学校、
 現在の技術学校の見学は出来ませんでした。

 夫が第二次世界大戦に関する本を数多く読んでいて、興味があったようです。

 大和ミュージアムは多くの子供たちや観光客で賑わっていました。私は
 どうしても、戦争で被災したり、子供を兵士として送り出し戦死した人々の
 体験記録や録画に興味が行ってしまいました。

 遠い昔ですが、九州にある特攻隊の基地・知覧に行って、その遺物や手紙を
 見て涙し、説明する男性の話を聞いて泣いたものです。

 戦争は、どんな場合でもやってはいけないこと・・・戦って国を豊かにする
 時代だったとはいえ、間違ったことでした。

 でも、こうした時代の流れの中で翻弄され、導かれた人生は、悲しいもの
 でしたが、現在の私たちは、その犠牲の上に成り立っており、批判する
 気持ちにはなれませんでした。


戦艦「大和」の模型           
  この時代世界一の大きさと技術を誇ったといいますが     活躍することなく沖縄の海に沈んだようです。          
(2022年11月27日)     

 ちなみに、彼は法学博士で夫側の甥ですが、私側の甥には、イギリスの博士を持って薬品会社で研究者として働いている甥がいます。

 面白いことに彼は専門が理数系でありながら、イギリスの博士号は「哲学博士」となっています。イギリスでは全ての博士が、「哲学博士」の
 称号で、色々専門で分けず、博士はすべてを哲学博士と称するようです。