言葉の重み

ひとりごとに書いた記事を抜粋して掲載しています。興味ある方はお読みください。

言葉の重みー3

 
農林水産大臣・野村哲郎大臣は「処理水」を「汚染水」と発言して謝罪撤回したが、これ大臣として大失態・・・、危機感が無さすぎ・・・
 中国にこれほど意味なく反発・批判・意地悪されていることを承知の上、こんな間違いをする大臣は即刻首にすべきと国民は思っています。

 こんな時だからこそ言葉の重みが重要で、謝罪撤回ではその重大さが判っていません。「私にはその資格が不足していました。」と
 辞任すべきだと思うのです。

 ぼんやりしすぎています。地位を軽く見過ぎていて責任感が相当不足している・・・。即刻辞めてください。言葉がどれほど日知の
 心に影響を及ぼすのか、国会議員ならば承知しているはず・・・許せない大失態です。        (2023年9月1日)



言葉の重みー2


 ゼネンスキー・ウクライナ大統領がアメリカを訪米して議会で演説をした。その言葉に感動しました。言葉の重みを痛切に感じた演説でした、

 入場した時拍手が鳴りやまず「充分です」と制止を求めた程でした。

 その演説の中に「公正な平和」と「欧米の支援は、慈善行為ではなく、世界の安全保障と民主主義への投資である。」と語っています。

 この大統領ただ者ではない・・・!!コメディアン出身と馬鹿にされていた人ではない・・・!!言葉を操り民衆の先頭に立って危険を
 心配することなく、理想を実現しようとする現実的な政治家であった。

 言葉って「これ程に民衆を感動させるものなのか。」と思った。「その通りです!!」と納得してしまいました。

 今回の侵略・・・勝たせてはならない・・・国際法を守らない、自分勝手な思いを通す侵略を許してしまえば、強権国の思うがままの時代へ
 逆戻りしてしまう・・・そして、それに味を占めた中国は徐々に覇権を広めて支配をし始めるだろう。中国も国際法を無視する国。以前
 国際司法裁判所の決定に対して「ただの紙切れ・・。」と一蹴した過去がある。

 「考え方の違いを理解せよ・・・。」と語る人もいますが、これに従うことは、世の中を悪くする。権力で人権無視や利権を握ってしまう政治
 だからです。

 この戦争が決着するには、クリミア半島を含め、ウクライナの土地がウクライナ国のもとに戻って決着するのが私としては理想です。
                (2022年12月23日)


言葉の重みー1 
(癌と戦うー10)

 癌と言う病気を抱えて痛感したことは、言葉には良薬もあれば、毒薬もあると言うことです。

 そして、言葉を発する人々の人間性が味付けされていて、弱っている人に強烈な味付けをしたまま言葉を発する人もいると
 いうことでした。まして医師の言葉の重みには相当なものがあり患者にとって大きな打撃となることがあります。現代では癌は
 本人に直接告知されるのが常識とはなっていますが、聞く本人には、辛い言葉であろうと想像されます。若く優秀であろうと
 思われる医師は「言いすぎでしょう?」と思うほどに強烈でしたが、老齢の医師は「何からお話ししましょうか?」と言った優しさから
 始まり事実は事実としてどう話してゆくかを考えながら進めておられ、患者の話にも耳を傾けた上で「後悔しない治療にしましょう」
 「後悔しませんか?」と言うような発言で患者の希望を受け入れて下さる医師もおられます。少ない体験ではありますが、
 公共の病院の医師は概ね厳しく、民間のクリニックや民間の病院の医師は、気を使って患者に接していて下さると言う感じでした。

 現代ではお医者さんも、警察官も学校の先生も言葉の問題については大変な時代ではありますね。
 言葉とはこんなにも美しく優しいものなんだと感じる事もあれば、人の口から出る汚さを感じる事もある。キリスト教信者の多い
 外国では、口から出るものは汚く、お尻から出るものは汚くない という感覚があると聞いていますが、「なるほど」と納得する
 気にもなりました。

 言葉によって癒されたり、言葉によって傷ついたり、自分の意思を伝えたり、相手の人柄を理解したり、重要な必要不可欠な
 ものであり、いい使い方をしたいものだと思う武器でもあります。

 聖書には「人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言葉で生きるものである」と書いてあります。
 真理の言葉に触れて癒されている私達は、恵まれた存在なんだと感謝し、言葉の大切さが身に沁みる今日この頃です。
                                      (2009年・10月・26日)