雪の大谷・高山祭・高遠コヒガン桜・五箇山茅葺屋根集落
2025年4月14日出発、阪急交通社Crystal Heatの旅「立山黒部アルペン雪の大谷と春の高山祭・高遠コヒガン桜 4日間」に
参加しました。
吹雪で雪の大谷通行は中止・高山祭も雨のため中止で、「楽しみも 中くらいなり 春の旅」となりました。
一日目
朝7時11分大街道発の松山空港行きのリムジンバスに乗るため、我が家を出発しましたが、バス停留所に長い行列が続いて
いたため、満員で詰め込まれると思いタクシーを利用しました。
しかしこれ、韓国の観光客の列で、韓国人観光客専用バスが来る予定で並んでいる人々だと言います。
タクシーに乗ってから知りました。「次からは待っていて大丈夫ですよ。そんなに人数はいません。」と言われました。
松山も状況が変わったようです。
いつものように朝弁当を作って持って行き、松山空港で食べ、保安検査して待合室で待ちました。定刻出発で名古屋セントレア
国際空港に向かいました。
名古屋セントレア国際空港は初めてでしたが、広い大きな空港で、便利でした。高知からの参加者を待って、バスで高遠城址公園に
向かいました。
道すがらの風景は、驚きの連続でした。
川の土手に2キロ以上もの長さに植えられた
巨木に咲く桜。
集落に群生している巨木に咲く桜の群れ。
沿道の植えられた巨木に咲く桜。
見ごたえがあります。
「古くから、この地方の人々は、桜を植えて
楽しんできたのだなー」と感じました。
沿道の風景は見飽きることがありませんでした。
バスの中で、当てがわれたお弁当を食べて「高遠城址公園」に向かいました。お天気も良く、花見最適な日です。
高遠城址公園のコヒガン桜は天下第一と言われていると言います。確かに、今までこれ程の群生の花の中を歩いたのは
初めてで、想像もしないものでした。すごいです。
高遠城址公園桜
ここには、約1,500本もの「タカトウコヒガン桜」
(固有種)が植えられていると言います。
写真は、ホームページの航空写真動画から
一部頂き掲載しました。
この中に入るとまるで夢の世界で、こんなに多くの
古木に咲いた桜の下を歩くのは初めてでした。
圧巻です。
多くの観光客が見学していますが、約半数は
外国人観光客です。
日本人の私はこのツアーに参加するまでこの地を
知りませんでした。外国人観光客は、良く調べて
いますね。
TAOYA 木曽路 (ホテル)
このホテル、夕食朝食共にブッフェでしたが、飲物飲み放題。外人客が多く、休憩室も広く、自動演奏の白いピアノが
心地良い音楽を奏で、暖炉の火が優しく、リラックス出来る談話室でした。多くの客が飲物を楽しみながら会話しています。
私も温泉の大浴場に入浴した後、アイスキャンデーとレモンサワーを頂いて一人ゆっくり時を過ごして部屋に帰りました。
ここの温泉は、かなり良質の温泉らしい・・・。ただ、私たちは布団だったのが少々不満。高齢者はベッドが好み。
二日目
朝7時50分出発、春の高山祭に向かいましたが、生憎の雨で祭りは中止になりました。お天気で青空が見えたと思うと大雨に
なったりで、美しい山車が雨に濡れることを心配しての中止のようでした。
高山は2度目ですが、すっかり忘れたのか、観光化して街の様子が変わったのか、随分違った雰囲気に変化していました。
雨の中、蔵に入っている山車を見て回りました。全ての山車を見ることが出来ましたし、晴れた時間、蔵から道路まで引いて
出してくれ、山車の周りを見ることが出来ました。すごく美しい山車で、雨に濡れさせる訳にはいかないことがよく理解できました。
高山街の様子
一人か女性が一緒なら、右写真のカフェに入ってスイーツを食べたでしょう。夫が糖尿病なので食べられず
写真撮って我慢しました。美味しそうでした。 以前来た時に比べて、お店の様子は一変しています。
若者や外国人観光客が喜びそうなお店ばかりでした。お店の様子はかなりセンス好いお店ばかりに変わっていました。
山車色々
安曇野ワイナリー
白馬東急ホテルに向かう途中、ワイナリーに立ち寄り試飲と買い物をしました。4本のワインにイチゴ蜜と多くのチーズ。
全く旅行のおみやっげを買わない夫が珍しくチーズを沢山買いました。
白馬東急ホテル
高原ホテルの雰囲気の素敵なホテルでした。部屋の色合わせもさわやかで素敵です。
フランス料理のコース料理は、もっと美味しく
見た目も素敵なフランス創作料理を頂いた
経験があるので、感動はありませんでした
が、食器に凝っていて面白い食器が多く
出てきました。センスは悪くありません。
リッチで優雅な気分は楽しめました。
たまにこんな雰囲気で高原ライフを
楽しむのも、優雅だと思いました。
ちなみに、デザートの写真は撮り忘れ
ましたが、コーヒーとケーキでした。
三日目
朝8時30分にホテルを出発して、室堂を目指しました。天候が悪く雪の大谷は通過出来そうにはないが、一応通れることを願って
室堂を目指しました。室堂のホテルで昼食をとる予定になっており、予約してあるみたいです。
扇沢から電気バスでトンネルを走ります。ここは50年位前にトロリーバスで通過した経験がありますが、現在は電気バスです。
黒部ダムまで・・・そこからケーブルカーで黒部平まで・・・ロープエェイで大観峰へ。再び電気バスで立山トンネルを走って室堂に
たどり着きましたが、大荒れの天気で-7、5℃の寒さ、風も強く、霰が吹き付けています。
展望台も大荒れでした。何も見えません。残念!!。室堂のホテルのレストランでうな重の昼食をとって、扇沢に引返すことに
なりました。観光客で混雑していて疲れに来たようでしたが、山の天気はままなりません。諦め再度来ることを決めて帰途に
つきました。
「ひとりごと」に書いた記事
(大きな誤算)
黒部アルペンルートの雪の大谷(写真左)を歩くつもりで参加したツアーでしたが、室堂が吹雪(写真中央)で、通り抜け中止状態でした。
小さな霰が吹きつける強い風で、大荒れです。雪の大谷道路開通2日目でしたが、初日とこの日は通り抜け中止で、右写真を撮って終わり
ました。この写真、大きいのは2,000円で購入できますが、少々高かったので、無料の小さな写真を貰って出発した「扇沢駅」まで戻り、
宇奈月温泉まで行きました。到着は7時半過ぎです。
きつい一日になりました。目的は達せられず、その上、観光客でごった返していて移動が大変。散々な一日でした。大誤算発生。
山の天気は自由にはなりません。地上は曇りのち晴れで、こんな事起こっているとは思えない天候です。
もう一度挑戦するかは疑問です。こんなに観光客に人気の地だとは思ってもいませんでしたが、いまや日本の有名観光地は、日本国民には
難しい観光になりました。今回のツアーに含まれていた観光・高山祭もコヒガン桜の高遠城址公園も兼六園も外人ばかりの大混雑でした。
唯一五箇山の茅葺屋根集落が静かでしたが、半分以上は外国人観光客でした。 (2025年4月18日)
行きは雪が降っていて、黒部ダムは
(左)こんな風景でしたが、降りてきた
3時ごろにはもうこんなに(右)晴れて
いました。
バスに乗って宇奈月温泉に向かう頃には
すっかり晴れていました。
今回は不運でしたが・・・と思うと同時に
83歳と78歳の我々は再度の挑戦は
元気が出ないかも・・・・?
宇奈月温泉・延対寺荘
このホテル、昭和天皇両陛下を始め、カーター大統領、岸信介首相、志賀直哉や与謝野鉄幹夫妻・川端康成ほか有名著名人が訪れたホテルと
記載されていましたが、明治33年創業という古いホテルで、新しいホテルのセンスではありませんでした。昔からの旅館の雰囲気が
あります。
翌朝食堂で食事の際、裏に川が流れているのに気づいたくらいで、玄関からは街中に建つ旅館という風情でしたが、左上の写真のような位置に
建っていたようです。温泉もアルカリ性の良い温泉で、3日続けて温泉入浴もあってか、お肌ツルツルになりました。
ここは日本人ばかりで、外国人は泊まっていません。外国人好みではないようです。ベッドだったのが良かったです。
四日目
朝8時30分出発で金沢兼六園に向かいました。兼六園は2回目です。ガイドの説明を聞きながら、一時間ほど過ごし、兼六園内にある
休憩所(茶屋)で昼食を取りましたが、この場所素敵でした。窓の風景は日本画の様でした。上手く窓が作られています。
昼食の後バスで移動して五箇山の茅葺屋根の集落に向かいました。お天気も良く、静かな集落は白川郷に比べ
素朴で暖かな感じがします。観光客は少ないですが、約半分の観光客は外国からの観光客です。こんな所まで
個人旅行で外国人観光客は来るようです。何度も日本に来ているのでしょうか?SNSでも見たのでしょうか・・・。
五箇山・菅沼集落
菅沼集落を後にして、名古屋国際空港に向かいました。夕方6時30分発 松山空港行きに乗るためです。
関のドライブインでトイレ休憩した際、はさみ式の爪切りを購入しました。5,000円弱でした。ここ刃物の産地で
有名です。足の爪がまき爪になってしまった私は、通常の爪切りでは上手く爪が切れません。丁度良い自分への
お土産となりました。
買ったお土産
面白風景
高山の街中で玄関前で番をしていた柴犬。
可愛くて大勢の観光客が、写真を撮っています。
それぞれのレンズに向かっておすましポーズを
とっていました。 慣れていますねー。
金沢・兼六園内の噴水のある小さな池に、散った桜の花びらの絨毯が
出来ていました。
奇麗です。