目の手術(黄斑前膜・白内障)

黄斑前膜手術感想

 やっと落ち着いてきました。安定して見えるようになりました。4ケ月は長かったけど・・・少し良くなっているようで良かったです。

 まあ、「すごくよくなった・・・。」とは言い難いですが、まずまず成功と思います。

 ただ色々混乱誤解があって、精神的にしんどい手術後でした。

 黄斑前膜と同時に白内障の手術もしましたが、右目は近視でなかった目に近距離単焦点レンを入れてもらったため、人工的に近視にして
 しまい、裸眼で相当視力が落ちました。それまで使っていたメガネが合わなくなり、保護メガネとしてずっとかけていなくてはならないのが
 大変つらいものがありました。「右目だけすぐメガネの調整をしてはいけませんか・・?」と医師に訴えても「手術後3日目でそんなこと
 言われても・・・。」と取り合ってもらえませんでした。

 吐き気や背中の筋肉が肩の方に上がってくるような症状に苦しみ、右目の手術後は度々眼鏡をはずしていました。

 そして私、右目は手術翌日のお昼の目薬を点して目をつぶった時から夕方の目薬を点して目をつぶった時まで3回も、二本の亀裂がある幻影が
 見えていて、心配でインターネットで亀裂について調べたのです。

 そこには「裂孔」についての説明があり、「視力が落ちる・・・。」と書いてあったため、どこかに裂孔が生じたのだと思っていました。

 「医師は何も言っていないし、処置も施した様子もないので、大事ではないだろう。」と思っていましたが、なかなか良く見えてこないことで、
 「もしかしてあの傷が回復を遅らせているのではないか・・・?」と思い始めました。しかしこれ難しい問題で、科学的根拠のない幻影で、医師に
 訴えるには難しい話でした。

 長い間、文字が見えにくい・・・かなり大きな文字でも色文字などは文字が膨張して文字と判断できても読めないのです。また明るさが弱いと
 暗くなり全体がぼやけてしまって、歩くのが怖くなったりします。子供のころ聞いた「鳥目」状態になることがありました。「これは何なんだ・・・?
 どこかに問題が生じているのではないか・・・?」と心配になってきました。

 しかし私が手術してもらった先生は患者さんが多く・・丁寧に患者の話は聞きません。流れ作業のように、目の状態を見て診察は終わりです。

 状態を訴える時間がないのです。順調に回復してる人は問題ないでしょうが、私のようにうまく見えてこない患者は、どうして良いかわかりません。

 人気のある医師にかかるのも問題だと感じました。忙しくて患者の具合は聞く気なし・・・という感じでした。多くの患者をこなしてゆくのが第一と
 なっておられます。

 ずいぶん後になって、目の奥に腫れがあることが判りました。一応時間はかかりましたが・・・適切な治療が見つかって治療出来て幸運でした。
 薬剤師さんから「もっと早く先生に言ってもよかったのですよ。」と言われましたが、症状を訴える機会がないのが問題だったと感じます。

 まあ、混み過ぎている先生より頃合いに患者がいる先生の方がもしかすると良いかもしれないという感想があります。

 結果はよい方向で治まりましたので、良かった・・・と感じています。     (2023年12月4日)

  追記1=私が受けた「黄斑前膜」の手術ですが、個人開業でのクリニックではやってないところがほとんどのようです。総合病院や大学病院に
      入院して手術する人が多いようです。たまたま個人開業のクリニックで入院しないで手術しましたが、便利ではありますが、順調に
      いかなかった時は心配かもしれません。ただインタネットで読んだ記事では、黄斑前膜の手術も割合成功率は高く、良性の病気だと
      書かれていたと記憶しています。

 追記2=4ケ月くらい経って右目がひどい乱視になっていることに気付き、メガネの調整を行いましたが、良くなりません。

      縦に波打っているゆがみで「メガネでは調整できません。これは黄斑の問題です。」と言われました。後遺症と思われます。

      今回の手術は、右目で悩まされました。患者側の直感ですと、医師が気付かない程度の何かが右目には起きていたと思います。
      それとも、医師は分かっていても治療の施しようがない傷で説明をする意思がなかった傷なのかもしれない。

      光が弱いと全体にぼやけ見えにくくなったり、文字が見えにくくなってきた時には、「手術をして藪蛇だったかなー。」と心配しました。


の手術決断

 今日眼科で診察して頂きました。

 網膜に必要のない膜が出来て覆っており、手術した方がよいとのことで、すぐ手術を予約しました。白内障の手術も一緒に網膜を覆っている
 余計な膜を取り除く手術をすることになりました。費用は高齢者健康保険を利用しての手術ですが、おおよそ両目で30万円以上かかる様です。

 後期高齢者医療限度額適用認定証をもらっておくようにとのアドバイスがありました。幾らか以上の費用は、健康保険で負担してくれるのかも
 しれません。手術後にわかると思われます。こうした事情に詳しくない人のため手術後に掲載しておきます。

 マイナンバーカードで申し込めば良かったようですが、健康保険証を提示したため、後期高齢者医療限度額適用認定証をもらっておいた方が良い
 と受付で言われました。受診の時、マイナンバーカードをお持ちの方は、それを提示した方が便利なようです。

 高齢になると段々医療費もかかるようになります。歯も一本インプラントを予定していて、こちらも費用が必要です。この治療は保険は利きません。
 自由診療の治療となります。

 白内障手術をすると驚くようによく見えるようになっていると話す人が多いので、楽しみと言えば楽しみです。

 かかった眼科は新しく、看護師さんは若くてきぱきとして、設備は新しい機材が整って、今どきのクリニックでした。綺麗な病院で安心でした。
                (2023年6月13日)


手術前のドライブ

 目の手術前に、「ちょっとドライブでもしておきますか・・・?」と言うことで、久万高原町の道の駅に「めだか」を買いに行きました。

 ついでに「八釜の甌穴群もみてきましょうか・・・。」と行ってみました。

 朝、簡単なお弁当のおかずを作って、コンビニでサラダと巻き寿司、お茶とコーヒ-を買って、保冷箱に入れて出かけました。

 目の手術をすると決めてから何故か、目の調子が良く不思議です。こんなに調子よいのに…手術・・?と思ってしまいますが、「手術するなら
 77歳の今だ・・・。」と思うのです。

 今ですと、車の運転も旅行もしていますが、年老いて外出も車の運転もしなくなってからだと、手術の必要が無い状態になるかもしれません。

 思い切って即、手術を決めました。白内障は「濁りかけています・・。」程度ですが、網膜の上に膜が出来ている様で、「右目は手術したほうが良い。」
 とのことでした。

 「手術を考えてみませんか・・・?」程度でしたが、決断しました。来週は手術の説明があり、再来週とその次の週に片目づつ手術します。
 良い結果を期待しています。    (2023年7月6日)


手術前の説明

 手術前の説明に行ってきました。数々の説明を受けました。費用についても説明を受け、最初に受付で聞いたよりずっと安く出来るようです。

 手術は「硝子体手術」と「水晶体再建術」というものです。病名は「黄斑前膜」と言い、現在のところ手術による治療の他、治療の方法がないと
 説明文には書かれていました。そして、膜の状態によっては網膜に強く癒着していることがあり、膜を取り除く際に網膜に穴があくことがあると
 書かれていて、その場合には手術中に目の中の水を抜いてガスを入れると言います。その場合一週間はうつむきの姿勢で過ごすことになる
 様です。

 白内障の手術は、硝子体手術をすると白内障が進行する場合があるとのことで、同時に白内障の手術も行うと説明されていました。
 3ミリ程切開して手術を行い、30分程度時間はかかると医師より告げられました。

 手術日の服装などにも注意がありました。ボトムはパンツで上下別れた服装で・・・上着は前開き上着で心電図装着可能なもの・・・。スカートや
 ワンピースは禁止とのことでした。私、普段マニキュアをしていますが、マニキュアは除去しておくこと・・・、顔はすっぴんで日焼け止めクリーム
 のみOK。昼食は早めに軽めの食事をしてくるように・・・。ということです。

 費用は限度額表より80,000円余りと諸費用で10万円以内程度の様です。後期高齢者ですが「高額医療限度額」制度が適用されても
 この金額の様です。

 限度額表によると、後期高齢者・70歳以上でも、我が家は現役並み所得に属しているようで、上記の治療費がかかります。普通は高齢者ですと
 限度額表には区分Ⅰと区分Ⅱは8,000円と書かれています。最初に受付で聞いた治療費は予測の治療費(30万余り)で全額自費の
 金額のようです。

 3日前から、目薬を一日4回さします。これは目の細菌を消毒するもののようで、手術に備える目薬の様です。良い結果を期待しています。
 術後の体調管理にも努めます。夏ですから無理の無いよう生活します。

 手術日の入浴は控え、2週間程度・・・顔を洗ったりシャンプーには注意が必要で、顔は濡れタオルで拭く程度・・・目の周りは消毒液を浸みこませた
 脱脂綿で拭きとる…シャンプーはドライシャンプーか上向きで美容院で洗うことになります。激しい運動や重い荷物を持つことは一か月禁止です。
 飲酒も一週間禁止・・・。事務仕事は2週間控える。大切な目ですから・・・十分気を付けて過ごすつもりです。(2023年7月12日)

 追記=「手術のための血液検査を行わせてただいてよいですか・・・・?」と聞かれたので「はい」と答えていたのですが、血液検査では、血糖関連や
     肝臓機能ほかを検査していますが、驚きは性病関係も検査していました。全て(-)ですが、病気の感染を防止するための検査だったようです。
     「検査しても良いか・・・・と聞いたのは、こうした内容にもあったのか・・・。」と後になって気づかされました。

     健康で手術をあまりしない私にとって、新しい情報でした。「こんな事にも用心するんだ‥‥病院って・・・。」まあ必要なことではありますね。
     歯科医院では抜歯の時、インプラント手術の時、そんな検査や問診はないけど…大丈夫でしょうか・・・・?


手術前日

 手術すると暫く、パソコンを見る時間を控えようと、夕べまで「フールー」で映画やドラマを見ていたところ今朝は、目の具合が以前の悪さに戻ってしまい、
 見えにくくなっていました。

 私の目の具合は、パソコンの見過ぎにもありそうです。しかし医学的に検査した結果、異常は生じているわけですから、手術は必要と思われます。

 色々、レントゲンの画像や細胞の量などの調査をして状態をパソコンの画像で見せてくれます。医学の説明もデジタル世界になっていて患者にもある程度
 理解できるように画像で見せてくれる時代になりました。

 インプラント手術などでは、手術の状態を写真を撮って見せてくれたり、内視鏡検査なども画像をくれます。

 患者にとっては安心なことだと思いますし、嘘をつかれる心配はないと思われます。昔だと言われたことを信じるより方法がありませんでしたから・・・。

 ひどい歯科医など、患者の同意なしに勝手に歯を抜かれてしまい驚いた経験がありました。セカンドオピニオンで他の歯科医師は抜かずに治療してくれる
 医師もあるのです。昔の医師はかなり横暴で、患者はされるがままでしたが・・・今は患者の意向を優先してくれ、良い時代だと思います。

 しかし今回の目の症状は命に係わることの無い症状ですから、事情によっては手術しない方が安全とも言えます。

 術後の対応や注意を怠ると「藪蛇」とも言えそうですが、私の場合まだ、車の運転をしてますので、必要かと
 思います。

 写真右のような用紙で説明を受け、説明同意書には、不測の場合の危険性の説明がされています。

 私の年齢では、説明書もよく読めますが、高齢になると家族の支援が必要かと思われます。寝ている時目を
 こすったり、してはいけない行為をいつの間にか自覚無しにやってしまっている場合もありそうで、
 心配ではあります。

 とりあえず私は、手術三日前から、朝・昼・夕・寝る前の4回目薬を投与して指示に従っています。明日午后より
 右目の手術となります。          (2023年7月18日)
 
 


手術

 今日、手術をしました。12時30分予約でした。タクシーでクリニックまで・・・血圧や体温を測り、心電図を図る器具の装着の後、瞳孔を開く・抗菌の
 目薬を約20回くらい点され点滴をしながら待ちました。私の場合、点滴をする血管が細く、その上、かなり白い肌に埋没していて、点滴に適した血管を
 見つけるのが至難の業・・・。時間がかかりました。

 手術室に入る前に麻酔の目薬を点し手術室へ・・・、頭を固定する手術台に乗り、鼻に酸素吸入の管をされ「鼻で大きく呼吸していてください。」と指示され
 
心電図の機械につながれ、血圧を測る機械を装着され、顔にカバーを付けられて手術が始まりました。

 全く見えません。何をされているのか解りませんでしたが、20分程で終わりました。手術後測った血圧は200越え・・・。こんな血圧経験したこと無し。
 約10分休んで経過状態を見て終了・・。問題なし。
 薬局で目薬と飲み薬が出ますが・・・左写真のような用紙をくれます。

 これ非常に役に立ちます。多くの目薬を3分ごとに点すことになりますが・・・高齢者だと(若者でも・・)難しい。
 間違う可能性があります。しかし、キャップの色を変え表で示してくれると、この表の上に目薬を置いておき、順番に
 点していけばまちがわずに済みます。これ考えた薬局の人・・・すごい・・患者は助かる・・・。

 まして、もう一方の目を手術する前3日間は、両目の目薬りが違います。4種類の目薬を両目に点すことになり、
 厄介です。

 飲み薬も、朝・昼・夕食後に飲みますから、この上に置いておくと忘れません。これ大変良かった・・・。

 治療費は全額で8万1千円程度でした。タクシー代が片道800円前後ですが、短距離をお願いするので、千円でおつりは
 チップとしてあげています。外国だとメーターの運賃の一割~二割のチップと、荷物一ケにつき幾らか上乗せしますから・・。
 日本は良い国です。日本では長距離だとチップはあげていません。チップはめんどくさい・・・。

 今日はお風呂と洗顔・頭のシャンプー禁止、安静、目を使わない。目薬や飲み薬を忘れない。そんな注意をして…早めに
 就寝でした。
 夕食と明日の食事は夫が作る約束です。  この文章・・一日過ぎの翌日の午後、ゆっくり少しづつ目を休ませながら書いたものです。(2週間事務作業禁止
 なので・・)                   (2023年7月19日)


手術翌日

 手術翌日の今日、診察がありました。予約時間の15分前にタクシーを予約して、朝病院へ行く用意したまま一時間前に眠気が来たので、
 ソファーに横になりうとうとしていました。夫に「8時40分に起こしてね。」と言って眠った所、目を覚ますと9時15分でした。驚いて夫に
 「頼んでおいたでしょう・・・。どうして起こしてくれなかったの・・・。8時40分に起こしてね…と頼んでいたでしょう。」と言ったところ
 「そうだったね。」ときょとんとしているのです。

 「頼りにならないのね。」と言ってすぐにマンションの前に行ってみましたが、タクシーはいませんでした。40分も待ってくれるはずはありません。

 もう一度タクシー会社に電話して来て頂きました。夫はすっかり忘れてしまっていました。困ったものです。

 それから病院へも遅刻したことを電話して、タクシーで行き診察をしてもらいました。診察は全部で5分ほど、診療費は20円。「経過は順調のよう
 です。」なんとまあーどたばたしたことでしょう。

 こんな事初めてです。夫も頼りになりませんでした。「携帯で目覚ましかけておくんだね。」なんて知らん顔です。冷たいものですね。夫とは・・・。
 優しい人だと思っていたけど…結構冷たい…わが身は我が身で守れという事・・・?なんなのよ!!よそ様の旦那様は、奥さんの送り迎えを
 してくれているのに・・・さっさと運転免許証を返納して、ほったらかしの上、私、夫の「アッシーさん」をしていますよ。(2023年7月20日)

 ゆっくり少しづつ目を休ませながら書いたものです。(2週間事務作業禁止なので・・)


幻影ー1

 手術翌日の午後から、目をつぶった状態で右目に幻影が現れるようになりました。目薬を差して目を閉じていると現れる画像です。

 どんな画像かと言いますと・・・レンガ色のムース(食べ物)のような塊の壁にクレバスがあるのが見えます。そのクレバスは2本セットになっていて、
 長いクレバスと短いものでした。
眼球を動かすと違った場所にもクレバスがあります。これも二本のセットのクレバスでした。前に見たものか、新しい
 クレバスかはわかりません。もう一つ、クレバスではなく灰色のみみず腫れ状態の汚れのようなものも見えました。

 午後3時頃に、まだこの幻影は見えるか確かめるため目をつぶった所、同じものが見えましたが、少しレンガ色が薄くなっていました。

 半日過ぎる(夕方7時頃)と、レンガ色が薄いピンクになり、寝る前の夜11時頃にはうすいブルーグレイの水の中にいる感じになり、翌日には
 見え無くなっていました。

 人間の脳って不思議ですね。多分これ…手術跡の網膜の状態が見えていたのかも・・・?目をつぶった状態の幻影ですが・・・・。
 もしかすると、前膜をはがす時網膜が癒着してはがれたが、承諾書にあった穴が開くほどではなく、軽い網膜裂孔という状態になっていたのかも?
 なんて妄想してしまいますが、医師は何も言わずそれに対する処置もしなかったと思われますので、大きなアクシデントではないと思われます。

 機会を見て聞いてみようかな・・・?頭おかしいと勘違いされるかな・・・・?    (2023年7月21日)

 注=今日思い切って手術翌日の幻影について聞いてみました。「網膜が剥がれたら見えなくなるので、そんな大事にはなっていない」と言って
    おられました。どうも、「前膜の手術は神経を触っているので、そんな妄想みたいな画像が見える時がある・・・」そうです。

    「そんなこと言われても・・・。」困っておられました。しかしこの先生対話が下手なようで、かなり慌てて話す癖があります。
    患者としては、「どうして慌てるのかな・・・・何か不都合なことでも起こっているのかなー。」と勘ぐってしまいます。

    手術は凄く上手だと評判ですが・・対応が慌ててみえるので心配になってきます。私だけでしょうか・・・・?   (2023年9月27日)



手術3日目検診

 診察に行ってきました。これと言って何事もなく…診察料30円。往復のタクシー代2,000円の方が高くつきました。

 この3日間、保護メガネとして通常使っている眼鏡を24時間寝ている時もかけているようにと指示を受けて、眼鏡をかけていましたが、一時的にか
 視力が低下してメガネが合わなくなり、長時間合わないメガネをかけているのが精神的に辛いものがありました。

 痛みかゆみほかは全くありませんが、合わない眼鏡を長時間かけていなくてはいけないことには、辛いものがあります。イライラしてきたり、頭痛が
 したり、気持ちが落ち着かなかったり、気分が悪くなって吐き気がしてきたり辛いものがあります。

 目をつむって静かにして、テレビの音だけ聞いている時間が多かったですが、どうしてもじっとしていられない性分で、掃除・洗濯・植木・野菜の水やり
 他をしてしまいました。

 インターネットにホームページを開設しておられる眼科医によると、手術してしばらくは掃除・洗濯・諸々の家事禁止と書かれている先生もおられます。
 それほどに安静にしていなければならないとすれば私は、ちょっと無理したかもしれません。

 夜は、メガネを取って、眼帯の丸い楕円形状になっているアクリルのカバーを手術した目の上に付けて寝ました。まだメガネの度が違って感じます。
 早く落ち着いて来てほしいです。         (2023年22日)


N響コンサート

 目の手術を受けた後始めて外出しました。N響のコンサートです。夕方6:00開演。手術を決めるずっと前にチケットを購入していたものです。
 (S席一人分8,000円×夫分=16,000円。無駄にするにはもったいない。)

 久しぶりのコンサート鑑賞でしたが、やっぱり良いですね。迫力満点よい時間でした。出し物は歌劇「魔弾の射手」序曲。モーツアルト・ピアノ協奏曲
 第24番 ハ短調 K491 ピアノは北村朋幹(ともき)さん。シューマン交響曲第3番変ホ長調 作品97「ライン」 指揮は熊倉 優(まさる)さん
 でした。このお二人30歳余りの若い音楽家です。

 アンコールはモーツアルトの歌劇「フィガロの結婚・序曲」でした。

 楽しい時間でしたが、手術で視力が変化していてメガネが合いません。疲れるので時々メガネを外して聞いていましたし時々目をつむって聞きました。
 でも良かったです。たまにはこうした時間を持ちたいものだと思いながら帰ってきました。      (2023年7月23日)


左目の手術
すっぴんで失礼いたします(自撮り写真)。手術後はこうなります。一日目はとても不自由です。

たった20分くらいの手術ですが、眼帯のガーゼには出血の後が生々しく残っていて、簡単な
手術でないことは理解できます。

大切な目ですから、手術の際には良い眼科医を選ぶ必要がありそうです。

2回目の方が見えにくかったです。右目の視力がまだ戻っていないからだと思います。そして右目の
下瞼の腫れがまだ全快していない様です。

家事も出来ませんし、歩くのに注意をしてしまいます。つまずくと大変。テレビやパソコンは見られません。

目をつぶって静かにしていました。夕食も夫に作ってもらいました。

早めの昼食が少なかったせいで、体力が無かったのか、ずっと昼寝をしてしまいましたが、夕食は
ご飯をいつもより多く食べたくなって、沢山食べたので元気になりました。
  2回目の手術は、手術の状況が見えるのです。一回目は全く見えませんでしたが、2回目は状況が解ります。頭全体にカバーをかけた・・・目の部分を
 開いて開けた・・・大きな注射器で下瞼に麻酔の注射をした。目の白目に小さな麻酔注射を追加した。目を洗った・・・

 眼球の中に何か液体を入れた・・・液体が渦を巻いて動いた・・・。眼球の中に先がハサミのようになっている器具を入れている・・・汚れのようなゼリー状の
 ものをハサミでつまんで目の横に寄せた・・・ゼリー状のようなものが見えなくなった…。ここからは多分、白内障の手術のようだ・・・何か飛蚊症のような
 液体が花火のように散らばってすーっと消えた・・・これ水晶体を破壊したのか・・・?レンズを挿入したのか・・・とか。(順番は記憶違いがあるかも?)

 白内障の手術をする人はしない抗生物質の点滴をしながらの手術です。酸素吸入の管を鼻に差し込み、心電図も血圧も測りながらの手術も一回目と
 同じです。二回目は確実に慣れていました。

 支払いは1万円未満でした。3割り負担の健康保険証を持っている我が家はどうも、一ケ月10万円以上は健康保険で賄われるようです。知人の説明に
 よると「高額医療限度額」があって一ケ月10万円が限度額だそうです。月が代ればまた初めからだと聞きました。

 「高齢者で一割負担と二割負担の方は、一ケ月16,000円で止まる・・・」とクリニックの受付の女性が言っていましたので、一ケ月ごとに
 16,000円以上の治療費は健康保険でまかなってくれると理解できます。

 手術をしてくださった眼科医は黄斑前膜の手術は日本で5本の指に入るとか3本の指に入るとかいうほどにこの手術が上手だと噂になっています。
 白内障の手術も評判がよく、患者さんは多く忙しそうで、診察は3分~5分という感じです。

 何事もなく終わって感謝でした。ありがとうございます。手術後の体調・目の管理に気を付けます。今回は目を閉じての幻影は見えませんでした。
             (2023年7月26日)

 この文章・・一日過ぎの翌日の午後、目を休ませながら、ゆっくり少しづつ書いたものです。(2週間事務作業禁止なので・・)


左目手術翌日診察 

 左目も翌日検診がありました。特に何事もなく終わりました。治療費30円。目薬代710円。

 往復タクシー代2,000円でした。

 これ保護メガネをかけて自撮りしました。手術したとは思えない状態ですが、白目は出血で真っ赤になって
 いますし、一応、危険を伴う不測の場合もあるようです。

 そういうわけですから体調と術後の目の管理には気を使っています。保護メガネは術後・24時間一週間
 付けることを言われています。

 普段眼鏡をかけている人は自分のメガネを保護メガネとして利用するのが普通のようです。
 度はないメガネですが、右目の時、合わない眼鏡をかけ続けるのがしんどいものがあり、購入しました
 合わない眼鏡をずっとかけているのはかなりのストレスです。。

 すっぴんで失礼しました。一週間過ぎると多分、化粧可能となると思います。

 まあ、77歳ですから、化粧の必要はないかもしれませんが、私は認知症予防のため化粧とおしゃれ、体や
 髪の毛・下着の清潔などには気を遣う習慣を続けています。     (2023年7月27日)

 注=保護メガネは、水中メガネのように全てが囲われています。これの方が保護メガネらしいです。自分のメガネは、隙間だらけですから・・・。
    保護してることになるのかな・・・?

 目を休ませながら、ゆっくり少しづつ書いたものです。(2週間事務作業禁止なので・・)


左目手術3日日診察

 左目は3種類の目薬のうち、最初に点す目薬が強烈にしみて痛かったので、医師に告げましたが「順調です。」との答えでした。

 私の個人的想像では、左目は何らかの理由で、先がハサミのようになった器具を少し長い時間差し込んでいたので、傷口が少し右より広がっていたのかも
 しれません。4日間くらいしみて痛かったです。

 左目は余り視力は落ちていない感じですが、まだメガネが合っていなくて、見えにくい面もあります。

 クリニックまで約1㎞位あるのですが、「歩いてもかまわない。」とのことですから、次あたりから歩こうかとも思いますが、夏で暑いですからもう少し
 タクシーで行こうかと思っています。順調に回復しているようで感謝です。    (2023年7月29日)


黄斑前膜手術経緯

 4~5年ぐらい前から、右目の中心が焦点が合いにくく、文字が見えにくくなってきました。若いころから左目だけ近眼でコンタクトレンズを使っていました。
 右目は度のないコンタクトレンズです。(記憶では当時、左目の視力は0.03 右目は1.2極端に視力が違っていたため眼科医よりコンタクトレンズを
 勧められて酸素透過のコンタクトレンズを使用していました。)

 高齢になってから眼鏡に変えたのですが、ここ4~5年前くらいから右目の異常を感じてはいましたが、特に問題が無かったため放置していました。
 しかし段々視力が落ちて行っていました。

 インターネットの眼科医によるホームページを読んでいると、もしかして右目は何か病気かも・・・?と思って知人に話した結果、彼女のご主人が、
 ある眼科医に「黄斑前膜」の手術をしてもらった経験があり、その医師は目の手術がとても上手で・・・日本で5本の指に入ると言われるほど上手で
 あるから、心配があるならそのクリニックに行ったらどうか・・・と勧められ、受診しました。

 案の定…両目が「黄斑前膜」でした。「手術を考えてみませんか・・・?」と言われ即決断したわけです。

 ただ、ホームページの記事は、3~4件読んでいたのですが、ある医師の記事で、手術後の注意事項という欄には、「手術後一週間は車の運転を控えま
 しょう。」と書かれていたので、この手術を気楽に考えていた傾向があります。

 右目の手術後、極端に変化した視力にメガネが合わなくなり、合わない眼鏡を保護メガネとして一週間寝ている時もずっとかけ続けることを指示されて
 そのストレスたるや辛いものがありました。

 大事を取って、手術日からの受診日は、往復タクシーにしましたが、暑い夏ですし、見えにくい目で歩くところぶ可能性も考えるとタクシーが安全と思い
 タクシーでのクリニック通いでした。左目の一週間の診察が終われば、歩いてクリニック通いをしようと思っています。

 この「黄斑前膜」という病気は、進んでも失明することはないそうで・・・放置しても大事には至らないようですが、車の運転をする人は、視力が0.7以下に
 落ちないうちに(早めに)手術した方が良いと書かれている医師もおられます。

 私の右目は、運転免許教習所調べの私の目のデータによると、裸眼の視力が0.6・・・眼鏡で矯正した視力も0.6という状態でした。
 (ちなみに、左目は裸眼だと0.05程度ですが、メガネによる矯正をすると1.5見えていると眼科の調べでは言われました。)

 車の運転をしていなかったら、必要のない手術だったかもしれません。手術には、不測の場合もあるようですから危険を冒してまでする治療ではないかも
 しれません。

 今後の様子は随時、書いてみたいと思います。      (2023年7月31日)


左目手術後一週間診察と右目二週間後診察

 診察に行ってきました。回復は順調のようです。一週間前に手術した左目はまだ、白目の出血が取れていません。
 手術後一週間は真っ赤なウサギの目のようで怖いので、大分治まってからの写真を載せました。

 本来はもっと目が安定してきたころ、メガネの度を合わすようですが、以前ちょっとした質問をしていたのを、医師は
 覚えていてくださったようで、早めにメガネを合わせる診断書を出していただきました。

 無理を聞いていただいて助かりました。個人的な予定があり、車の運転を早めに再開したかったのです。 
 
 とても人気のある眼科医で、患者が多く、手術も予約がいっぱいで大変なのに、一患者の質問を聞いて覚えてくださっていて感謝でした。

 こんな所にもこの眼科医の人気は生じているのかも・・・・・と思います。

 この先生とても評判が良く、かなり忙しそうでお気の毒なくらいです。診察時間は2~3分という時が多いです。

 しかし個人的な感想ですが、「この仕事が大好きで目で不自由をしている人に対する奉仕の心がなければ、こんなに毎日忙しく働けないのでは・・・」
 と思ってしまいます。

 一年に一回長期休暇を取って楽しみながら生きてきた私たちは、「申し訳ありません。」という気持ちになるくらい、お忙しそうです。
 看護師さんやその他のスタッフには、患者の流れが滞るときもある様子がうかがえますが、先生は常時一人奮闘しておられて大変です。

 人気があるのも考え物かもしれません。野球の大谷選手と同じ、体力温存や回復のための休日になっておられるのではないでしょうか・・・?

 患者としては、良い眼科医に出会えて満足です。この医師を紹介してくださった知り合いにも感謝です。

 早速眼鏡屋さんで、レンズを注文して来ました。特注で一週間~10日待ちます。      (2023年」8月2日)


 回復

 左目手術後2週間目の診察に行ってきました。順調に回復しているようです。

 メガネを調整したのですが、左目の変化が大きすぎて、平面が傾斜して見えます。眼科医に言ってみましたが、黄斑前膜の手術をした場合「しばら
 くそう見える場合がある・・。」と医師は言っておられました。

 メガネが強すぎるのではないかと・・・メガネ屋さんに相談した結果、左目の乱視の度を低くしてもらえることになりました。今までのメガネの乱視の具合と
 今回作った眼鏡の乱視の度の差が大きすぎて脳がついていけて無いみたいです。慣れるまでがしんどいので少し落としてもらいました。

 「しばらくするとまたレンズを修正したくなるかもしれない・・・。」ということですが、一応軽くして、もらいました。
 
私、合わない眼鏡を長時間かけて
いると、大変なストレスを感じる
体質だと気付いたので、少し
お金がかかっても、徐々に変えて
合わしてゆく方を選びました。


合わない眼鏡のストレス…頭痛・
肩こり・イライラ・吐き気など・・・
しんどいです。

一安心するとこんなすっきりとした
表情になりました。(自撮り写真)
一応一安心です。

次の診察は2週間後・・・。 
 (2023年8月9日)
 追記=薬局に上のような冊子が置いてありました。貰ってきました。手術の前に読むべきだったかもしれません。手術後暫くは気づかなった冊子です。
     見えにくい目と術後の緊張で気付かなかったようです。ずっと前から置いたあったはずなのですが・・・。注=私の場合は黄斑前膜という病気で
     黄斑変性とは違います。黄斑前膜は良性の病気だと書かれていました。

     ただ、私はインターネットで眼科医のホームページを4~5件読んでいて、素人判断ですが、右目は加齢による網膜の不都合が生じて
     いるだろう・・・と感じていました。実際には両目でしたが・・・・。
  
  


手術一か月後検診

 術後検診一ケ月に行ってきました。何のお答えもなく終わりました。多分問題ないのだと判断して終わりました。

 忙しい先生のためとも思いますが、口数がかなり少ない・・。悪いことが起こっていれば何かおっしゃるだろう・・・何も言わないのは問題ないこと
 でしょうと受け取っています。

 You Tubeで術後の注意事項を丁寧に発信しておられる眼科医の記事を見て、注意事項を守っていますが、もう少し患者とお話ししても良いのでは
 と思う先生です。

 とりあえず順調です。感染症や目をぶつけたりしないよう気を付けて、きちんと検診を受けることに勤めましょう。もう少し安定するには時間が
 かかりそうです。メガネの調整もあって具合よく、右目は0.9 左目は1.0見えているとの検診結果でした。(矯正してのことだと思います。)

 ただこの日、経験したことの無い症状がありました。視力検査時。左目の検査の時中央が黒くなって文字が見えませんでした。
 検査してくれる女性にその状況を言ったところ、メガネを拭いてくれましたが、まだ中央が黒くて文字が読めませんでした。瞬きを何回かしている内
 見えるようになったのです。少し気持ちの悪い思いでした。こんな見え方初めてでした。手術のせいなのかは判りません。

 今の段階で、色彩が鮮明に見え、空気が澄み切っているように見えてきました。白内障手術のためだと思われます。目薬は一旦止めることになり
 ました。次の検診は一ケ月後。        (2023年8月23日)


目の手術は慎重に・・・。

 自分の性格は、大抵ポジティブに考えて進む方向にあります。慎重になって後ろ向きになる性格ではありません。

 大方それが功を奏してきましたが、今回「もう少しじっくり考えるべきだったかな・・・。」と思うことがあります。目の手術です。

 ここ、大変微妙な場所、いじって良い場合ばかりではないかもしれません。私2ケ月ほど前に「黄斑前膜」と「白内障」の手術を受けました。
 医師は画像を示しながら病名を説明し「手術を考えてみませんか・・・・」と言いました。「手術が必要です。」とは言いませんでしたが、
 「やります。」と即答してしまいました。

 私、現在77歳・・・元気…まだ認知症もほとんど無く、判断力あり…と思うし、薬や目薬も間違わず使える年齢だ・・・今がチャンス…と思った
 からでした。

 しかし目の視力検査では、左目は矯正して1.5見えていると検査してくれたお嬢さんは言っていました。(現在の矯正視力は1.0)多分
 今手術する必要はなかったかもしれない。でも前膜は出来ていました。医師も「両方した方が、バランスや費用的にも良い…」と言っていたので
 「この機会に・・・」と決心したのです。

 しかし、手術後「もしかして左目は様子を見た方が良かったかも・・・?」と思いだしたのです。明るい所では風景は問題なく見えるのですが、
 文字が見えにくくなり、動体視力も落ちたようで、車の運転にかなり気を遣うようになりました。

 そして、読書やパソコン・テレビを見たり説明書を見るのが不便になりました。裸眼で見えていた小さい文字が見えなくなり、本の活字・新聞の
 文字が見えにくくなって困っています。

 また、光が弱いと全体にぼやけて見えてきて、夕方の車の運転は怖くなり止めていますし。アケード街の電気などは見えにくくて、メガネを
 かけ忘れたのかと思うくらいにぼやけて見えます。歩くのが怖くなるのです。

 もう少し待てば回復するのか…心配です。白内障の手術をした多くの人が、「劇的に見えるようになった・・・絶対したほうが良いよ。」と
 話していたし、私の主治医は「日本で3本の指に入るくらい手術が上手」だとの噂があり・・四国は南予あたりからも松山に泊まってでも
 この先生に手術して欲しいという患者が多いらしく、とても混んでいて医師は忙しくしておられ、手術も満員で、長く待ちます。

 そんな訳だから失敗ではなく「手術は成功したが・・・状況はあまり改善しなかった。」状態だと思うのです。

 微妙な個所の手術は、急がずじっくり不便さの程度に合わせて決断した方が正解かもしれない。

 ついつい年齢のことや体調を考えに入れ過ぎて焦って手術をしてしまって、かえって不便を招く結果にならないとも言えません。
 まだ私の目の手術の結論は出ていなく・・・いつか「手術して正解だった・・・。」という日が来るのかもしれませんが・・・。
                   (2023年9月26日)


目の手術後の検診

 手術後約2ケ月後の検診に行ってきました。目の奥に腫れがあるということで、治療が必要になってきました。

 とりあえず今日は目薬と飲み薬を出してもらって、自宅治療となりましたが、それでも腫れが弾かない時は目に注射すると言われています。

 注=飲み薬は「プレドニン」昔からあるよく耳にする薬で、朝夕二錠づつ・・と目薬「ジクロフェナクNa点眼液0.1%」というものです。この目薬
    冷蔵庫で保管する必要があります。高齢者だと入れ忘れするかも・・・?私はまだ記憶している…大丈夫。一週間分。
    次の診察は先生側の都合で、二週間後。

 今日思い切って右目手術翌日の幻影について聞いてみました。「網膜が剥がれたら見えなくなるので、そんな大事にはなっていない」と言って
 いました。どうも、「前膜の手術は神経を触っているので、そんな妄想みたいな画像が見える時がある・・・」そうです。

 医師は「そんなこと言われても・・・。」と、困っておられました。しかし話してみて良かったです。ずっと現実なのか幻影なのか判らず妄想したと
 思います。精神的に楽になった感じです。感じたことは、これ初体験でかなりインパクトのある記憶に残る体験で、77歳になっても初体験の
 インパクトの強い印象はあるものなのだと思いました。若いころの初体験と同じ強い記憶に残ります。脳が若返ったかも・・・・?

 この先生対話が下手なようで、かなり慌てて話す癖があります。
 患者としては、「どうして慌てるのかな・・・・何か不都合なことでも起こっているのかなー。」と勘ぐってしまいます。

 今までかかった先生とは少し違っています。手術は凄く上手だと評判ですが・・会話が慌てて見えるので心配になってきます。薬局の薬剤師に
 「文字が見えにくくなってきていた・・・」と話したところ「もっと早くに先生に言ってもよかった・・・電話して聞くだけでも・・・」と言われてし
 まいました。

 「なんでもなかったら、それはそれで良いのですから・・・・」と言われ、「私どうもこの先生と意思の疎通がうまくゆかない・・・私だけなのかしら・・・?
 皆さんそうなのかしら・・・・?言うべきことまで気を使って言わずに済ませてしまう時がある。」と話しました。

 「見つかって良かった・・・。」という症状のようです。検診をしっかり受ける必要がありそうです。      (2023年9月27日)

 追記Ⅰ=「プレドニン」という薬について・・・・夫が以前「自己免疫性膵炎」の治療を行った時、大量のプレドニンを長期に使ったことがあります。
     その時、私の妹の連れ合いが医師で「この薬は勝手に突然飲むのを止めない方が良いですよ。医師の指示に従って少しづつ減らして
     止めて下さい。勝手に突然やめると、ショック死することがある・・。」と教えてくれたことがあります。

     今回私の目の腫れの治療も「プレドニン」を使っているので、この話を思い出して、妹の夫・元医師に聞いてみました。「一週間ですが
     朝夕2錠づつの「プレドニン」が出ているのですが、一週間分です。これを一週間でそのまま止めても大丈夫ですか・・・・」と聞いたところ
     「長期に使う場合は、副腎の機能が弱まるので急に止めると危ないのです。一週間くらいなら急に止めても問題ありません。」との
     答えが帰ってきました。

 追記Ⅱ=目の画像を見せられて「黒くなって見えるところがあるでしょう。ここに腫れがあります。治療しなくてはいけません。薬で引かない場合
     目に注射をします。」と言われました。薄い黒くなっている箇所2か所。かなり小さいのと少し大きいの・・・・「えっ・・目をつぶって見た
     クレバス、少し長いのと点より長い小さいものだった・・・。あの傷が晴れた・・・?」ついそう思ってしまい、妄想とは思えなくなりました。

     これまた妄想でしょうか・・・・? とにかく治療の方法が判明しただけで「ほっ」としました。ずっと文字が見えにくく、色がついていると
     かなり大きな文字も読めませんし、調子のよい時と調子の悪い時の見え方の落差が大きくて心配していました。

     「こんなに見えにくくてだいじょうぶかなー。ちゃんと見えてくるのかなー。微妙な場所を手術して藪蛇だったかなー」なんて思っていたので
     治療の方向がはっきりして安心しました。「治療すればきっとよくなる・・・。」と希望が湧いてきました。

     この2ケ月間、かなり精神的にしんどかった。


幻影ー2

 今回の手術で初めて幻影というのを見ました。

 これ、まことしやかで、初体験で、大いに私を悩ましました。目覚めていて頭は正常なのに、目をつぶると右目に映像が出てくるのです。
 昼間です。

 そしてこれ、皮膚がめくれて露わになった肉のような場所に、切れめが二本・・・・長いクレバスと短いクレバス、肉の部分は赤茶色でした。
 お昼の目薬を入れて目を10秒ほどつむっている時でした。

 3時ごろに、「あれどうなったかなー。」と目をつぶると、同じ場所が出現して、肉らしいところがピンク色に近い色に変化していた。

 夕方7時頃に目薬を差して目をつぶると、同じ場所が出現して肉らしい場所が薄いピンクできめが細かくなって見えた。寝る前に目薬を差して目を
 つぶると今までの映像は消えていて、薄いブルーグレーの水の中にいるような映像に変わっていた・・・・。

 これなんだか現実に見えてくる・・・。そして私右目の手術後、急激に視力が落ちて、保護メガネに使っている自分のメガネが合わなくなっていて
 これをずっとかけ続けていることが辛くて大変だった。早く右目だけでもメガネの調整をしたくなるほど辛かった。

 イライラは勿論、気分が悪くなり吐きそうになったり、背中の筋肉が肩の方に上がって来る感じが辛かったり・・・。

 「こんなものかけていられますか・・・?」と腹が立ってきて、外していたりしました。裸眼の方が楽なのです。

 でも、インターネットで見たり聞いたりする「術後の注意事項」には、感染症の予防について発信してあり、保護メガネはかけるよう注意喚起して
 います。感染症は怖いようです。

 追記=手術後感染予防3つの注意事項。1.保護メガネをかける。 2.目薬を忘れないで注す。 3.体を温めない。(インターネット発信の注意)

 メガネを外して、眼帯のプラスチックのカバーを右目だけにかけてしのいでいました。左目の手術の時、保護メガネを買って、併用して
 過ごしました。

 これが私を悩ましたのは、なかなか目の調子が回復しなかったことです。「もしかして、右目の手術の時、何か起きていたのではないか・・・?」
 「そのために回復が遅れているのではないか・・・・」と疑問を持つようになりました。

 そしてインターネットで検索して調べるようになりましたが、結局その情報では結論は出ないし納得しません。主治医が頼りでした。「手術して
 見ていたのは主治医で、真実を知っているのは主治医・・・。」主治医に聞くのが最善だと思うのですが、「こんなこと言ったら、頭がおかしいと
 思われるかもしれない・・・。」と躊躇してしまいます。

 しかし、思い切って話してみました。気持ちが楽になりました。そして偶然なのか、楽になったせいなのか・・・・目の奥の腫れの治療が利き始め
 たのか二日後あたりに「あれ!!見えてる・・・良く見えだした・・。」と気づきました。回復しました。「良かったー。これくらい見えてくれれば、
 満足です。これで安定してくれれば大成功・・・。」みたいな感じになりました。まだ、後遺症は出るかもしれませんが、とりあえず良かった・・・。
 今、飛蚊症や多少の不都合は生じてはいます。            (2023年10月2日)

 追記=この場合、主治医に話するのが一番すっきりすると思います。「頭おかしいと思われるのではないか・・・」という不安を払拭しこの決断を
     させてくれてたのは、妹の夫・元医師から以前に聞いた言葉でした。

    「医師は、見たことと検査のデータでしか患者のことはわかりません。だから気付いたこと、辛いこと、不安なことは、医者に話した方が
    良いですよ。僕らはそれを聞いて、聞き流して良いものか・・・説明して理解してもらう事なのか・・・薬などで軽減できる辛さなのか・・・、
    別の検査をしておいた方が良いものか、医者が判断します。」と言っていました。今回の経験は、身近に医師がいて助かったとも言えます。
    真実が解って気持ちがすっきりしました。


手術後診察

 診察に行ってきました。「腫れは引いてきた・・」と言われましたし、文字もよく見えるようになりました。視力検査では矯正して左も右も1.2
 見えていると言っていました。前回は、左1・0右0.8でしたから、かなり良くなったと言えます。

 注=クリニックの目の検査はどちらかというと、見え方に甘い診断と思われます。自己判断では、矯正して両目1,0位の感覚です。
    メガネの調整をしてもらったところ、両目で0,8見えているとのこと・・・。メガネ屋さんの検査は少し厳しく、クリニックはかなり甘いと
    メガネ店の店員は言っていました。

 一ケ月後の診察まで、目薬は点すことになりました。「ほっ」としました。

 目は見えにくくなるとかなり心配になります。厄介なところです。目薬を注すのを忘れないよう気を付けて治療を続けようと思います。
                  (2023年10月11日)

  追記1=「ほっ」としたにも関わらず、夜、かなりうなされていたようで夫におこされました。夫曰く「かなり長くうなされていて、今までに無い長い間
      うなされていた。起こしてもなかなか目を覚まさなかった・・・。」と言っていました。どんな夢でうなされていたのかは覚えていませんが、
      もしかすると、目の恐怖にさらされていたのかもしれません。幻影の映像が余りにもクリアでリアル・・・・解決したはずなのに、怖いのかも
      しれません。ただ、もうすっかり安心な見え方をしており、心配はなさそうなのですが・・・・・。

 追記2=治療中ではありますが、目薬の治療なので旅行に出かけました。薬局に相談したところ、保冷剤を入れた携帯バッグに入れて行くように
      言われて保冷携帯バックを貸してくれました。しかし、ホテルの冷蔵庫は冷凍が出来ないものなので、保冷剤が溶けてしまって役に立ち
      ませんでしたが一応保冷バックに入れて持ち運び、夜は冷蔵庫に入れていました。目薬はなるべく忘れないように点していました。

      旅行中は割と見えていて助かりましたが、記念館内の説明板の字は照明が弱いためか見えにくく、選抜して読みました。
      空港内の搭乗口の番号もまだ少し見えにくい状態です。でも、以前に比べるとかなり良く見えています。良かった・・・。安心。(11月5日)


 最終手術後診察

 検診に行ってきました。ここで一旦終了して、3ケ月後の検診となりました。目の見え方はすっかり順調で、手術前より綺麗に見えています。
 特にお天気の良い日には、風景も文字もよく見えてきました。一安心。

 「微妙な個所である目の手術を気軽に考えすぎて、藪蛇だったかなー」と思った時期もありましたが。結果オーライで良かったです。

 記憶には残っていないのですが多分、手術前よりずっとよく見えていると感じます。長引きましたが手術してよかった。ということになりました。

 ただ、目の手術が気力が必要な場合もありそうです。3ケ月以上もかかってしまうと、途中で心配になってきます。

 これから手術を考える方は、長引く場合もあることを覚悟して手術を決断した方が良いかもしれません。心配で精神衛生上良くないです。
 しかし私の場合は、手術は成功だと思います。     (2023年11月8日)


   追記1=右目は一時的に見えにくくなって、そればかりが気になっていて後遺症には気づきませんでしたが、左目は手術後、眼球の圧迫されるような
        痛み、光が走る、飛蚊症などの後遺症がありました。しかしまず、飛蚊症から少なくなって行き、圧迫されるような眼球の痛みも無くなって行き、
        光もたまにしか見えなくなりました。後遺症は少なかったし、治まったと思います。
  追記2=インターネット検索による黄斑前膜の手術後の症状には、はじめよく見えていたにもかかわらず2年くらい経ってから色々不都合な症状に
       悩まされている人も多いです。目は微妙な場所ですから、手術を決断することには慎重であるべきかもしれません。
       私は簡単に考えてしまいましたが、幸運だったかもしれないし…今後要注意なのかもしれません。