私の日本画制作

用意するもの(必要なもの)
パネル 雲肌麻紙 接着テープ
 生ミョウバン  鹿膠    平筆   溶き皿・筆洗い皿   

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パネルは、濡れた雑巾で表面をきれいに拭いておきます。

 A 雲肌麻紙はパネルより各1pづつ幅広く切り取り、裏側を平筆で水にぬらしてパネルに貼り、各幅広に
    余った紙に糊を付けてパネルに貼り付けます。四隅が盛り上がらないよう注意して延し綺麗に貼ります。
    横側は、糊の付いたテープを濡らして貼り付けて整えます。


 ※膠液は200ccの水に10グラムの鹿膠を入れ一晩置き、柔らかくなったら湯銭で溶かして作ります。液体の
    膠液を購入することもできます。

 ※ドーサはこの膠液を倍に薄めますが、200ccの膠液に対してミョウバン1.3gが標準です。

 B 通常膠液を倍に薄めたものに、適量の生ミョウバンを溶かしてドーサを作り、水たまりを作らないよう同方向に
    平筆でまんべんに塗って行きます。縦が乾いた後、横を塗り2度ひくと良い。

    乾いた紙を貼ったパネルに下絵から写し取った絵を、チャコペーパーで書き写し墨でなぞって線描きして
    おきます。 



乳鉢

 乳鉢は胡粉を砕いて粉にする時や生ミョウバンを粉にする時
 などに使用します。
 水干と言われる泥絵具を砕くときもあります。

泊を貼る道具

 私が習った師匠の方法では、
 
乳鉢 


トレーシングペーパー  チャコペーパー 墨・硯  筆(面相・平筆・ほか)
 
    

絵具(水干、岩絵の具) 泊(金・銀・ほか)  金泥・銀泥・ほか
    

 額 印矩 落款  朱肉