「トスカ」
2023年11月2日上野文化会館でオペラ「トスカ」を観賞しました。夫に引かれて・・・ではありますが、
良い時間でした。ボローニャ歌劇場の公演です。
訓練された歌声も素敵ですが、オーケストラが奏でる音楽も聞きやすく素敵でした。
一幕目は時々、「こっくり」しながらでしたが、演奏も歌声も聞こえていましたから、洗練された歌声と
演奏には良い気持ちで聞きながらの眠気でした。2幕目と3幕目はしっかり目覚めて聞きほれました。
S席38,000円。前から5列目中央に近い席。声もオーケストラも迫力満点。
あらすじは例によって男女のいざこざで、たいていが三角関係の悲劇です。このオペラのあらすじは
解り易い・・・・バックの音楽の良さが聞き所といった具合です。
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「ノルマ」
11月3日上野文化会館で「ノルマ」を見ました。昨日と同じボローニャ歌劇場の公演です。
演奏も昨日と同じオーケストラでしたが、「指揮者が代わっただけでこんなに違いがあるのか・・・」
と思うほどに迫力があり、かつ力強さとしなやかさが混然一体で素敵な演奏でした。
それに伴う歌手の方々の素晴らしい歌声に魅了されてしまいました。
昨日より良い出来で感動しました。切符はS席38,000とお高いですが、良い時間でした。この日も5列目
中央付近の席。迫力あり、翻訳文字もよく読めて良い席でした。
東京での公演ですが、満席にはほど遠い・・・・やはり、通にしか歓迎されない分野なのかもしれません。
これも男女の三角関係のもつれのお話で、「しょうもない男と二人の女性の物語」。結末は火あぶりの
刑になるところですが、舞台装置の関係でナイフで刺し殺すことになりました。
例によって結末は悲劇です。
三角関係の二人の女性の友情の二重唱は大変良かった。感動でした。和解の合唱・・・・?とか
言うみたいで、有名なシーンのようです。
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一日目
朝6時11分・大街道発松山空港行きリムジンバスで空港へ。手荷物検査を経て、機内へ。離陸後作っていった朝食を機内で食べる。
羽田につくと宿泊のホテル「ヴィラ・フォンテーヌ」へスーツケースを預けて、夫は友人と待ち合わせ場所へ・・・私は約50年前に住んでいた団地に
行ってみた。相鉄線で鶴ヶ峰に・・・・。
そこからバスだが、鶴ヶ峰の町は大きく変貌していて、なかなかだった。私達が住んでいた公団住宅も今ではお年寄りばかりの団地になっていると
近くのマンションに住む古い知人が話している。どうも「陸の孤島」と揶揄されている地域になっているようだ。
その後鶴ヶ峰に戻って昼食を取った後、当時礼拝を守っていた教会に行ってみた。新しくきれいな教会に立て直されていた。会員は22名という。
維持運営が大変だろう。ここ単立の教会のはず・・・。明るい若い牧師がおられて順調そうだった。良かった・・・安心・・・縁のあった教会だったから。
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鶴ヶ峰からJRで横浜に向かい東京上野ラインで上野まで行って、西郷さんの銅像前で夫と
待ち合わせ・・・。久しぶりに見る西郷さんハンサムです。多くの観光客が来て写真を撮っていたが、
静かな場所へと変わっていた。ここは待ち合わせ場所で、昔は多くの人だかりであったと
記憶している。
その後上野駅内で夕食(殻ごと焼いた牡蠣とトマトサラダにハンバーグセット)トマトサラダのみ
各々注文。これ丸ごと剥いたトマトにチーズをまぶしてオーブンで焼いたもの…美味しかった。
後は半分づつ食べて上野文化会館でオペラ「トスカ」を見ました。
オペラは帳尻の合ったお値段・・・という感じで良かったと思います。こんな時間は贅沢の極み
でしょう。わざわざ飛行機代とホテル代使って観劇するなんて・・・有難い人生です。神様に感謝。
今年も年の暮れにどこかにすこし寄付しておこう・・・。
終演後、上野から浜松町へ、そこから夜景を見ながらモノレールで羽田に戻り |
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ホテル「ヴィラ・フォンテーヌ」到着。ここ海が見えるお風呂が有名。そして朝食レストランは海に向かっていて素敵でした。(写真はホテル欄で・・・。) |
二日目
朝7時過ぎに朝食を海の見える素敵な和風レストランでとる。ここ、なかなか見つからない・・・。大浴場チェックイン場所でチェックインしてから
レストラン方面の通路がある。判りにくくて何度も迷ってしまった。だが見晴らしは至極良い・・・。気持ち良い朝食時となった。(ホテル写真に掲載)
9時半ごろチェックアウトして羽田空港からタクシーで甥のマンションへ行きました。この日は休日で良かった・・・・。
2時半くらいまでいてバスで品川駅に・・・上野東京ラインで上野まで行って、3時半開演のオペラ会場・上野文化会館に入場。「ノルマ」を観劇。
夜7時頃、夕食の場所を探すが、休日のため人出が多く、並んで待つことになる。場所を変えて、待ち人数の少ない「インド料理」店で、チーズナン、
タンドリーチキン、ブラックタンドリー(タンドリーえび)、アボガドサラダ、レモンサワーを注文。
ちょっと多すぎたので・・・「持ち帰りできますか?」と聞いてみた。OKだったので、ナンとタンドリーチキンを半分持ち帰った。「明日のお昼に食べよう」
京浜東北線で横浜・桜木町駅まで・・・、そこからロープーウェイに乗り夜景を見ました。
これ大いに素敵・・・若いカップルにも私達のような高齢者にもお勧め・・・綺麗だし・・ロマンチックだし・・・感動。
(左2枚写真は横浜海浜ロープイウェイ画像よりコピー写真)ロープーウェイは片道1,000円5分ほどだ・・・ちょっとお高い。観光用だからか・・・?
50年経った横浜は美しく変わりました。国鉄横浜駅東口は何もない開発されていない場所でしたが、今や観光場所の一つで、夜景は特別に
素敵でした。
降りてしばらく歩いて、今日の宿・ヨットの帆の形をした「インターコンチネンタル・ホテル」へ。ここ窓からの夜景も朝の風景も素敵でした。
海側より陸側が夜景がきれいです。 お風呂に入って就寝。 |
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三日目
朝9時過ぎにホテルをチェックアウトして荷物を預け、タクシーで「三渓園」に向かいました。約50年ぶりの再訪問。個人の別邸としては、広大で
すごい庭園である。結構入場者がいる。
外人も多く観光スポットの一つであるようだ。桜や紅葉、菖蒲の季節はにぎわう場所です。原富太郎の記念館も見ごたえがある。この方の考え方は
日本人男性の鏡のようだし、明治・大正・昭和初期の男性にはこうした気骨ある男性が多くいたというイメージがある。
最左写真はコピーです。
三渓園を後にしてタクシーで、「赤レンガ倉庫」に向かいました。 「全国ふるさとフェアー2023」をしていました。大混雑。
昨夕の持ち帰り品と朝食で残ったパンを加え、新しく並んで買った食べ物で昼食…日差しは強いが海からの風で心地よい日でした。
ゆっくり昼食を食べました。持ち帰り品は冷めても美味しかった。
その後ホテルに戻って荷物を受け取り、ロビーで休憩したあと羽田空港行きのリムジンカーで羽田空港へ。お土産「東京バナナ」と「崎陽軒のシュウマイ」
を買って、10分遅れの5時35分発の飛行機で松山7時05分到着。タクシーで我が家に帰宅。高齢者のせいかお疲れ・・・です。
しかし、久しぶりに楽しかった。手術した目もかなり良くなったようです。
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ホテル ヴィラ・フォンテーヌ・グランド羽田空港
羽田空港第三ターミナルにある。海の見えるお風呂が人気のようです。(写真右=
ホームページよりコピー) 私も入ってみました。
朝湯も人気みたいで、多くの人が入浴チェックインしていました。
このお風呂、宿泊しなくても、入浴だけでも入れるため、入浴チェックインシステムとなって
いた。めずらしい・・・。自動チェックアウト機で生産することになる。QRコード付きの
領収書でゲートが開くシステム。
写真下はロビー、客室、朝食をとったレストランです。割とお安いので若者に人気みたい。
新しく近代的でフィットネスジムもありましたが、4星ホテルのようです。 |
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インターコンチネンタルホテル横浜
「横浜みなとみらい」にあるヨットの帆の形をしたホテル。夜景や朝の窓からの風景が素晴らしい。ここでは朝食を
ルームサービスを選びました。美しい朝の港みらい地区を眺めながらの素敵な朝食。これお勧めです。
そんなに高くない宿泊料金で、利用し易いと思います。夜にはホテル専用ナイトクルーズがあるようです。
←左写真の右空下方白い点はお月さま |
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羽田空港で買ったお土産
東京バナナ・熊のプーさん
崎陽軒のシュウマイ
そして夕食に松花堂弁当と
エールフランスの機内食
「グリルドチキン」でした。 |
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ひとりごとより |
50年ぶりの横浜鶴ヶ峰
2023年11月2日、オペラ鑑賞で東京に行ったついでに、約50年前から8年余り住んでいた公団団地に行ってみました。かなり変わっていましたが、
すぐに見つかりました。芝生だった個所は大部分が駐車場に変わり、植木も随分成長して大きくなっていました。どうも現在はお年寄りばかりが住んで
いるとか・・・。50年前は20代30代の小さな子供のいる家庭の家族がほとんどでした。
帰りに鶴ヶ峰商店街の「モスバーガー」で昼食をとって、当時礼拝を守っていた教会に行ってみました。古い小さな教会でしたが現在、こんな新しい
教会に建て替えられていました。 |
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その後当時この教会で一緒に礼拝していた
ある家族を訪ねてみました。
お元気におられました。
帰りは相鉄線に乗るつもりが、JRに乗って
しまっていました。当時は相鉄線だけ
でしたが、JRが乗り入れていました。
沿線も開発が進んで多くのマンションや
新しい家が立ち並んで、違った場所に
来た感じでした。50年の月日は多くの
変化を刻んでいました。
(2023年11月5日) |
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