天安門広場・北京市内 北京と上海のホテル
(写真集)
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北京は晩秋で黄葉した木が少しだけ残っていて良い感じです。そして天安門広場の広い事といったら想像以上でした。
大陸ですねー。ホテルについては北京では「北京販店(BEIJING HOTEL)」上海では「上海興栄豪大酒店(PLAZA ROYALE ORIENTAL SYANGHAI)に泊まりました。普通の高級ホテルでしたが、北京販店は水洗トイレの紙は
流さないようにと言われましたので屑かごに入れました。上海のホテルは通常通り流す事が出来ました。
紙を流さないのは、中国の習慣と説明していますが、下水道管が細く詰まるので流さないと言うのが実情のようです。 |
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万里の長城
(写真集)
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1987年にユネスコ世界遺産に登録され、新・世界七不思議の一つでもある。外敵侵入を防ぐ防御壁(城塞)で
全長8851.8Kmという日本列島の3倍に匹敵する距離がある驚きのスケール。漢字文化圏以外では、
「(中国の)大きな壁」と言う意味に訳されていると言います。憧れの世界遺産の一つでしたが、今回「八達嶺」へ
ロープウェイで行きました。時間が少なく不完全燃焼でした。ツアーの場合、旅行社を選ぶ必要があります。
かといって、個人旅行をするには、今の中国は怖い。欲を言えば、もっとゆっくり感動を味わいたかったけれど
人気の場所であったせいもあり、あまりの人の多さにゆっくりと歩いたとしても感動少ない場所だったかも知れません。
中国ってやはり人口が多いのですね。何処に行っても人、人でした。それと黄色の霞がかかっていて遠くが見えません。
遠くまで見渡せたならもっと壮大な雰囲気が味わえたかも知れないと残念でした。 |
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故宮博物院
(紫禁城)
(写真集)
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1987年にユネスコ世界遺産に登録された故宮博物院は、明・清時代約500年に渡り、24人の皇帝が紫禁城に
住み中国全土を統治した宮殿です。東西753メートル南北961メートル、敷地面積72万平方メートルで
東京ドームが15ケすっぽり入る広さだと言います。この巨大な敷地には9000弱の部屋が作られているそうですが
全てが公開されている訳ではないようです。又この建物群は世界遺産に登録されているので、改築が出来ず
文化遺産のお宝が相当量あるけれど展示できないと言います。地下に博物館の部屋を建設して展示する案が
あると現地ガイドは話していますが、お宝中のお宝は台湾の故宮博物館が所蔵していると言っていました。
天安門広場側から歩いて通り抜けましたが、かなりの距離を歩きました。目を見張るような大きさの建物の数々が
気が遠くなるほど建ち並んでいて想像を超える建物群でした。「こんな壮大な宮殿がアジアにあったのだなー」と
今までに経験したことの無い思いがありました。世の中知らない世界が多過ぎて、写真で見たのとは違った
臨場感ある感動に出会いました。やはり一度見てみるに価値ある場所です。 |
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頤和園
(写真集)
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1998年に世界遺産に登録された西太后が愛した離宮です。1884〜1895年にかけて隠居後の住居を目的として
再建されました。アヘン戦争で壊滅状態にあった庭園を膨大な軍事費用を流用して再建されたといわれていて
日清戦争敗北の原因になったとも云われているほどの莫大な費用が掛けられたそうです。この出費が清朝滅亡を
早めたとも云われています。東洋的な庭園で、日本人にも馴染みの雰囲気があります。墨絵に書かれている様な
風景が点在していました。落ち着いた閑静な離宮と言う感じでした。 |
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明の十三陵
(写真集)
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明代の皇帝・后妃の陵墓群です。ここには明朝成祖永楽帝以後の皇帝13代の皇帝・皇后の陵墓があるようです。
この内 定陵が発掘されて地下宮殿として公開されていますが、他の陵墓も発掘・修復が終われば公開される
予定だと言います。木を全く使っていない石のみで建てられている家屋建築がありました。 |
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天壇公園
(写真集)
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1420年に建設された中国最大の壇廟で、明・清時代の皇帝が毎年ここで豊作を祈っていました。
1988年に世界遺産に登録されています。東京ドームが58ケ分も入ると言う巨大な敷地に南から北に向かって
圓丘壇(丸い形の丘に天使が冬至に天を祭る円形の壇)、回音壁、祈念殿と言う重要な建物が並んでいます。
早朝には開園と同時に人々が集まって太極拳や凧揚げを楽しむ場所としても有名だそうです。一斉にリズムに
乗った拍手をしながらのダンスを大勢で楽しんでいましたが、シンプルな動作ですぐに仲間に入れそうな動きと
手拍子で、白人ほか外国人も混じって楽しむ姿がありました。 |
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前門大街
(写真集)
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前門大街(チェンメン・ダージェ)は新しい北京の商店街。清朝や中華民国時代の街並みを再現した歩行者天国
でした。私達はほんのわずかな時間しか滞在出来ず,京劇のお化粧や衣装を身につけて写真を撮って楽しむ場所
などもあると言いますが、体験出来ませんでした。ゆっくりしたツアーなら体験できたのですが、「買い物ツアー」の
様なツアーでしたのでほとんどこれらの楽しみは出来ませんでした。私は個人的に、こういった体験は好きなので
残念ではありました。何度も行くかどうか微妙な地ですからちょっと心残りです。建物や門がとても綺麗です。 |
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盧溝橋と周口店
(写真集)
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盧溝橋は別名「マルコポーロ橋」と呼ばれる現存する北京最古の石造アーチ橋で、マルコポーロが
「世界で唯一無二の美しさ」と絶賛した事が別名の由来です。全長266、5メートル11個のアーチからなっていて
両欄干には全て異なる501匹の石獅子が鎮座しています。日本で知られている「盧溝橋事件」の舞台でもあります。
周口店は北京原人の頭骸骨が発見された発掘現場で、現在でも発掘が進められているそうです。原人の骨や
石器などが展示されている遺跡博物館もあります。 |
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京 劇
(写真集)
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中国の伝統的な古典演劇の一つで、清代に発祥し北京を中心に発展したため京劇の名が付けられたと言います。
主に北京と上海の二流派があるそうです。現地ガイドの予約で観劇したので、場所は定かではありませんが、
大きなホテルのステージでした。日本語ガイドのイヤホーンがあり(有料)説明を聞きながらの観賞なので解り易い
です。終わった後気付いた事ですが、白人などの外国人が主な観客でした。北京市内ではほとんど見ることの無い
外国人が一斉に集まったと言う場所でした。中国風オペラと言う感じですが、日本の狂言や歌舞伎を彷彿とさせる
演劇芸能でした。化粧の仕方も歌舞伎の「隈取り」に似ています。私達が観賞したのは短編の演劇4種でした。 |
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