利尻・礼文島

2025年7月14日阪急交通社クリスタルハートの旅3日間で、「利尻島礼文島」に行きました。

松山空港から羽田空港、新千歳空港、利尻空港の乗り継ぎでした。晴れた日で、「窓際席に乗りたかったなー。」と思える
フライトでした。

濃霧の多い時期だそうで、綺麗に見えることは少ない利尻・礼文島だと言いますが、その日はどの位置からも利尻富士が
綺麗に見え、礼文島もくっきり見えていました。「ラッキー」

一日目は利尻島を観光、二日目は礼文島に移動して礼文島観光して礼文島内で泊り、三日目は利尻島に戻って利尻空港から
新千歳空港に戻る予定でしたが、視界不良で飛行機が欠航で、自費による延泊となりました。

国内旅行にしては高額な費用で、3日間の旅行で一人29万円余りでしたが、延泊で22,000強の費用が追加となりました。
四国からだとかなり高い旅行となります。遠い北海道の離島まで・・・疲れましたが楽しい旅行でした。

多くの高山植物の花が咲いていて、山歩きも楽しいものでしたが、風が強くなかなかです。雨が止んでくれただけで有難いと
思うべきではありそうです。利尻島の利尻富士も霞んではいたものの、お花畑の向こうに全体が見えていて、幸運でした。


 一日目
 朝7時30分頃に松山を出発して、羽田・新千歳経由して13時過ぎに、利尻空港に到着しました。利尻空港では、飛行機の
 向こうに利尻富士がくっきりとそびえて居ました。

 一日一便のようです。ほとんど満席でした。

 13時30分ごろ、利尻空港に到着して、バスで観光をしました。お天気が良く観光には最適でしたが、かなり蒸し暑く感じました。
 気温は21℃くらいです。
カムイテラス

オタトマリ沼(利尻島で一番大きな沼)

 波が立っていないと利尻山が水面に映る
 という沼です。

 写真では同じように映っていますがこれ、
 上半分を反転させて合成したものの様です。
 実際は、こんな具合でした。

 沼の周りを一周できる時間がとってありましたが、
 一周せず、お土産物屋で、お土産を買って、
 涼しいベンチに座って時間を過ごして帰りました。

 お天気も良く、落ち着く場所でした。
 ウミネコが上を飛び交っていました。

 平成天皇ご夫妻も来られた場所のようです。
 

姫沼
 花ガイドの案内で、この地に咲く花を見つけながら沼を一周しました。約一時間のコースです。

 一周約1キロのこの沼は、3個の沼を一つにした人口沼だと言います。ヒメマスを放流していたことから、この名前が付いたと
 いう事です。

 くまげら(キツツキ)があけた穴がある木などを見ながら歩く木道の林は、気持ちの良い森林浴でした。
 
   
この地で見つけた高山植物   
     

二日目
 この日雨です。朝8時40分出発でフェリー乗り場、鴛泊港へ。一番お値段が安いお土産屋ということで、漁協直売所でお土産を
 買って、フェリーに乗りました。一等船室です。
 かなり揺れました。船酔いする私は、
 酔い止めの薬を飲み、リクライニングを
 倒して椅子で寝ていました。
 たった45分ですが酔いました。
 これでもこの日は、揺れは少ない日
 だったと言う事です。

 写真左は利尻から礼文行き船室。
 写真右は礼文から利尻行き船室。

スコトン岬(礼文島最北端の地)
  

スカイ(澄海)岬

高山植物園
咲き終わった「アツモリソウ」がここ植物園には、
一株植木鉢で咲いていて、実物を見ることが出来ました。
これ、四国愛媛県に咲く「クマガイソウ」に似ています。
「クマガイソウ」はドット=赤紫の水玉模様がありますが・・。

良かったです。絵葉書の写真も載せてみます。
可愛いです。6月初めごろが見ごろのようです。

地生の高山植物も沢山写真を撮って帰りましたが、
植物園で撮ったもの混ぜ合わせて掲載してみます。

気に入った綺麗なお花だけを選抜してみました。
お花の名前と写真が載った「お花図鑑」のような
冊子を貰いましたので、照らし合わせて楽しんで
います。
 

お昼のご馳走
   
   7月15日昼食
      左 海鮮丼    右 うに丼 


 7月16日
       ホッケ定食


 ツアー提供の昼食です。美味しいです。「さすが北海道!」
 という感じでした。
 延泊の最後の日の昼食は自費ですが、御馳走食べ過ぎで
 夫が、「サンドイッチ」が食べたいというので、探しましたが無く、
 アンパンと魚肉ソーセージとなりました。

 私、実はラーメンが食べたかったのですが、夫が糖尿病で
 食べられず、お付き合いで「アンパン」になりました。
 残念!!!(ちなみに夫は、甘くないパンでした。)

桃岩展望台ハイキング
小雨の降る中、花ガイドの説明を聞きながら「桃岩展望台」までのハイキングです。往復約3時間の高齢者ハイキング。
風が強く、歩くのも遅く、疲れます。以前山登りをしていた私は、歩きの遅い人達より先んじて進み、分かれ道あたりで休んで
待っていたことを思い出しました。山道は、歩く速度が遅いと大変疲れます。桃岩展望台より少し先まで多くの人は歩きましたが
私と5~6名の方は、強風の中桃岩展望台で待っていました。帰りも遠くて、疲れましたが、高山植物のお花畑が癒してくれました。
遠くに「利尻富士」も霞んで見えていて、最高の日ではありました。なかなか濃霧で見えないと言います。ラッキー。
桃岩展望台付近から見た利尻富士とお花畑 
桃岩展望台付近のお花畑

三日目
 この日は雨でした。朝9時ごろの出発で、「北のカナリア」という映画のロケ地「北のカナリアテーマパーク」に向かいました。
 吉永小百合さん主演の映画だそうですが、
 見ていません。帰ってから見てみたいと
 思いました。

 この校舎、一度建てていたようですが、
 監督のこだわりから建て直したと言います。

 晴れていれば、利尻島の利尻富士が間近に
 見える位置に立っていると言いますが、
 濃霧で見えません。

 この校舎、映画の中ではもっとボロボロです。
 テーマパーク用に修復したようです。
 
   
追記=「北のカナリアたち」を見てみました。涙なしでは見られない映画でした。出演者の演技が光っていました。そして、冬の利尻富士の
     美しいこと、厳しい離島の冬が、自虐的な苦しみを耐える状況を表現するには最高の演出だと感じました。

 礼文島・香深港からフェリーで利尻島・鴛泊港に戻り「ホッケ定食」を頂いて、富士野遠地展望台を観光して、飛行機に乗る予定が
 視界不良で、飛行機が欠航になりました。

 自費にて延泊となり、添乗員さんが急遽ホテルを探して予約しました。初日に泊まったホテルが空いていて、泊まることになりました。
 次の日だと満室で泊れなかったようです。一人当たり2食付きで22,000円です。ほかに少額の入湯税がかかります。

 注=飛行機が欠航した訳ですから、その日到着予定の観光客が来られないので、当然その日は、来られなかった人数分は
   ホテルの部屋は開いていたはずですが、団体でなかった場合、数か所のホテルに分散して泊まることもあったかもしれません。
   一か所にまとまって泊まれたのは、添乗員さんが助かったと思います。良かった・・良かった!!

   稚内からフェリーで来る人が予約している場合は、満席だったと思われます。ラッきー。

 飛行機の予約の変更も必要で、一旦飛行場に行き、予約の変更をしてもらい、一段落です。添乗員さんお疲れ様!!

 泊まると決まると、チェックインまで時間が出来て、何処かに行きましたが場所名が思い出せません。記録する必要があります。


 ということで、写真をもとにNETで調べてみました。「仙法志御崎公園」という所でした。利尻富士が美しく見える場所で、海岸に
 野生の「ごまあざらし」が来る所で有名だそうです。いけすの中のアザラシに餌やり体験もできるとか・・・?

 この日は視界不良で飛行機が欠航した位ですから、当然利尻富士は霧の中、見えません出したが・・・。
 その後、初日に泊まったホテルにチェックイン。初日は2階の道路に面した部屋で、カーテンを開けて着替えが出来ませんでした。
 最悪の部屋に当たってしまいましたが2泊目は、5階で、安心でずっとカーテンを開けていました。良かった!利尻富士が見えてると
 最高だったのですが、上の方にガスがかかっていました。残念!!

四日目
 朝9時出発でしたが、8時40分ごろチェックアウトして宿泊料金を支払って、ロビーで待ちました。ツアーの仲間と話し合いながら、 
 時間を過ごし出発を待ちました。曇り空ですが、雨は少ないようです。

 予定していなかった観光場所を観光して、飛行機に乗ることになりました。
富士野園地展望台
昨日来る予定でしたが、飛行機欠航のため、予定を変更した場所です。エゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)が一面に咲くこの場所は
「北のカナリアたち」のロケ地でもあるようです。
  
     

甘露泉水 
 利尻山登山口付近に、
 利尻山雪解け水湧水があり、
 汲みに行きました。
 日本名水100選に選ばれている
 水だと言います。

 羊蹄山の湧き水も汲みに
 行きましたが、羊蹄山の湧き水は
 硬水でした。ここは軟水の
 ようです。森の中をしばらく歩いて
 行きます。

 気持ちの良い森林浴ですが、
 この時期湿度が高く、蒸し暑いですし
 虫も多い時期だと言います。
 一応刺されることはありません
 でした。
 

南浜湿原
利尻島最大の湿原。手つかずの自然が残る遊歩道が楽しめます。

食べた夕食&朝食
一泊目と三泊目の夕食&朝食。ほとんど同じ。連泊はないのかもしれません。二泊目は朝・夕ブッフェ、飲み放題でした。
   

泊まったホテル(温泉大浴場あり)
離島のためか、ビジネスホテルに毛が生えた程度のホテルですが、冬は休業するようです。
一日目&延泊 二日目

買ったお土産 
 北海道にはこれで5回目の旅行ですが、お土産は美味しいものが多いので、つい買ってしまいます。
 後になって「もっと買っておいても良かった。」と思う製品も多いです。楽しい買い物になっています。
 今回は珍しく「Tシャツ」を夫婦ペアーで買ってきました。ちょっと高い「あつもりそう」印刷の「Tシャツ」です。
   
    

面白写真

礼文島のゆるキャラ


利尻・礼文島にある唯一のスーパーマーケット