シンガポール旅日記

2018年3月14日から「ビジネスクラスで行くシンガポール5日間」をSKYTOURで旅行をしました。
キャセイ・パシフィック航空・5星コンラッドホテル利用・添乗員なし・香港経由の旅です。
無料半日市内観光付きです。

朝早い出発のため、関西空港近くのワシントンホテルに前泊しての旅行でした。

友人の勧めで、松山関西空港までは、格安航空券ピーチを利用しました。通常松山からは伊丹空港行きですから
伊丹からリムジンバスで関西国空まで乗り継ぐこととなり不便なため、ピーチを利用しました。
ピーチは初めての利用ですが、とても安いです。スーツケースを預た場合でも、行きは3500円程度、
帰りは日曜日のせいか5500円程度で友人に支払ったピーチの代金は往復9500円でした。
友人が「最後の海外旅行」と言うので思いつきましたが、良い旅でした。行ったことの無かったシンガポールは
綺麗な町でしたが、お酒がとてもエクスペンシブ。食事時友人が飲んだビールは、サービス料金と税金を含めて
中グラス一杯で1800円位しました。5星コンラッドホテルで飲んだビールは小グラス1200円程度、5星ホテルの
 喫茶室より高い!!物価は平均日本より高く、30年前は日本の1/3程度だった物価が、今は逆転した と
ガイドは語っていました。

一日目

 お昼頃、格安航空「ピーチ」で関西空港へ。シンガポールドルに2万円換金してワシントンホテルにチェック・イン。近くのコンビニで夕食を買って
 ホテルで食べて、お風呂に入って就寝。


二日目

 朝6時30分の送迎バスで関西国空へ・・・。団体カウンターで国空券を受け取り、出国審査を済ませてビジネスクラス利用のラウンジで簡単な
 食べ物を食べ朝食代わりとする。

 飛行機に乗ってから朝食を頂く。しかしビジネスクラスと言えど、スリッパも旅に必要な用品セットのプレゼントも無し。
 今までに搭乗した長距離のビジネスクラスは、ホテルにあるようなスリッパと立派なポーチに入った歯ブラシセット、耳栓や目隠し、靴下、
 リップクリームとハンドクリームほかがセットになったグッズをくれます。今回は無し!!それに、座席はフラットにならず、やや広めの
 座席で35度程度のリクライニングの座席でした。しょぼい!!まあビジネスクラス上乗せ代金が非常に安かったので、仕方ないのかも?

 13時前後に香港に到着、トランスファーで14時過ぎにシンガポールに向け再搭乗。夕方シンガポールに到着しました。

 現地係員が出迎えてくれて、ホテルまで送り届けてくれ、一日が終わりました。コンラッドホテルは静かで、落ち着きました。MTR地下鉄駅に近く
 便利でした。

三日目

 朝9時30分無料半日観光のバスがホテルに迎えに来てくれ
 市内観光へ。

 昔のシンガポールの家や古い建物、アパート、国会議事堂、
 ナショナルギャラリー、セント・アンドリュース教会などを
 窓から見ながらラッフルズ卿上陸地点へ・・。

 見学後、シンガポールの象徴のようなマーライオンのある
 公園に。

 ラッフルズ卿上陸地点では、へび使いが蛇を首に巻いて
 5ドル程度で撮影する商売に、若い日本人観光客ほか
 外国人若者が応じて撮影していました。我々はノーサンキュー。

 シンガポールは若い人が多く、私たち老々二人連れは見かけ
 ない。卒業旅行シーズンは、若い人や家族連ればかりですねー。

 マーライオンはやはり真っ白で綺麗でした。観光の目玉
 ですから時々水で洗っているのかも?後ろ側の公園の
 中に小さなマーライオンがいます。

 その後中華街に行き、街を散策。中国の正月の名残の飾りが
 まだ残っていました。新しく出来たと言うお寺も、多くのお坊さんの
 読経と一緒に敬虔な仏教徒の人々が手を合わせていました。

 中国式お寺はとても派手で、「金キラ金」です。
 日本人の私は、日本のお寺の方が落ち着き好きでした。
 中国の方は、派手な方が霊験あらたか、有難味が増すので
 しょうか?まあ、カトリックの教会も「金キラ金」の祭壇がある
 場合もありますので、宗教ってあまり差は無いようでもあります。

 その後中華街の屋台で簡単昼食。麺類とスープ、5ドルの
 タイガービールです。この麺は、現地ガイドお薦め麺でした。
 14時頃解散。中華街からはタクシーでホテルまで帰りました。
 料金は10ドル足らずでした。

 夕方までホテルで休憩した後、JTBの現地ツアー「マイバス」の
 「ジュエル・イルミネーション・ツアー」に参加。
 17時にホテルに迎えが来て、ガーデン・ザ・ベイの
 イルミネーションとマリーナ・ベイサンズ・ホテルの舟の形をした
 屋上の舳先から見る夜景を観光。

 まず「クラーク・キー」で夕食。スープとグリルしたチキン。
 デザートとタイガー・ビール。チキンは柔らかく美味しい。
 ここのレストランで友人が飲んだ中グラス・タイガービールは
 税金とサービス料込で21シンガポールドル。
 日本円で約1,785円。私が注文したソフトドリンク・
 スプライトは約600円。お飲物はとても高い。

 その後シンガポール全体が見渡せる運河の先端の水道施設が
 ある公園で一休みして、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの
 イルミネーション見学。とても楽しい。

 無料のせいか、かなり混雑している。帰りの渋滞が大変らしい。
 思いの外この日はスムーズ。

 その後、マリーナ・ベイ・サンズの屋上サンズ・スカイ・パーク
 から夜景見学。高層からの夜景は、高所恐怖症にはきつい
 ですがとても綺麗です。一度ここからのシンガポールの夜景は
 見てみるといいとも思います。記憶に残ります。

四日目

 午前中は「JTBマイバス」でオプショナル・ツアーに
 参加する。サントーサ島の半日旅行です。


 午前中激しいスコールがありましたが、1時間ほどで止み
 お天気となりました。

 ケーブル・カーやモノレールの乗車体験と中に入れる
 マーライオンと世界最大級と言われる水族館見学。

 マーライオンの口の部分に入れますし、頭の上で360度
 見渡すことが出来ます。昨日見たマーライオンの3倍の
 大きさと聞きました。

 昼食はメリデアンホテルでコース料理でしたが、
 スズキだと言う魚の大きい事!半分くらいしか食べられ
 ませんでした。
 

 午後からは水族館見学。

 水族館好きの私は、ここを観光することを楽しみにしていました。
 かなり大きな水族館で、急いでみても1時間は必要です。

 1時間以上の時間を取ってもらっていましたが、ゆっくり鑑賞する
 には時間が足りませんでした。

 シナ海からマラッカ海峡、アラビア湾までの魚が集められていて
 熱帯の魚が中心で、美しいものばかりです。

 泳ぐ魚を見ていると、心が安らかになります。
 魚は癒しの生き物ですね。


 その後ホテルまで送ってもらってホテルで休憩。


 夕方から「JTBマイバス」でのオプショナルツアー「、リバーボートクルーズと光のショー」鑑賞。

 夕食はコース中華料理。リバーボートから見るシンガポールの街の夜景も素敵でした。

 マーライオンの広場で下船して、光のショーを見学した後ホテルに戻り、眠りに着きました。

 「TBマイバス」のオプショナルツアーは日本からも申し込めます。

 主要ホテルまで迎えに来て、ホテルまで送ってくれます。切符も買ってあり、交通も混まないコースや
 便利な道を知っており、不慣れな旅行者にはとても便利です。

 ガイドも日本語ですから安心です。全員中国系日本語ガイドでしたが・・・・。
   

五日目

 この日は予約なしのフリータイムにしました。朝ゆっくりと支度をしてチェックアウトし、クロークのベルボーイにスーツケース他を預けて
 MRT(地下鉄)に向かいました。ホテルから歩いて約4分です。

 そこで切符を買って「ベイフロント駅」に向かい、「ガーデンズ・オブ・ザ・ベイ」という植物園に行きました。

 人工の植物風建物には、レストランやエレベーターがあり、人工の木と木の間に橋が架けられています。歩いてみました。暑い気温の中
 海からの風が気持良いので、ゆっくり過ごして降りてきました。見晴らしもとても良いです。

 一昨日の夜ここでイルミネーションショーがあり見に来ましたが、素敵でした。結婚式の前撮りの写真を2カップルが撮っていました。
 何処の国でも若いカップルは、結婚が楽しそうですね。

 この人口の木は、降水を集めて濾過して水として使うようです。

 ここには「ドーム」という温室が2つあります。一つは「フラワードーム」もう一つは「フォレストドーム」と言います。
 両方に入って見ましたが、「フラワードーム」は何かイベントをしていて、半分しか見学できなくなっていました。「フォレストドーム」は
 大きく熱帯雨林の植物や花が美しく面白かったです。

ガーデンズ・オブ・ザ・ベイ写真
       
ガーデン・オブ・ザ・ベイ フラワードーム&フォレストドーム  
       
         

3泊したコンラッド・センチニアル・ホテル(部屋は広くシンプルで、洗面所・浴槽も満足でした。)
     

シンガポールの印象

 友人がパスポートの有効期限切れで最期の旅行と言うので、一緒に行った今回の旅行ですが、噂通り綺麗な町でした。

 若い人ばかりで、私たちのような老々二人連れは、殆ど見かけません。卒業旅行シーズンのためでもありそうですが、家族連れや若者ばかりでした。

 夜景や夜の光のショー・イルミネーションは、日本でいう花火大会の様な楽しさでした。昼間の暑さが和らいで、やや涼しくなった風に頬を
 撫でられながら楽しいひと時を過ごしました。

 最後の一日は、フリータイムでMTRという地下鉄を使って目的の場所に行き、ゆっくりと観光して、夕方空港から香港に向け帰途につきました。

 暑い時期は体力を消耗します。加齢により体力が大分減退していることを痛感した旅でした。


 
  右の写真は、コンラッドホテルの喫茶室で食べたサンドイッチ。ウエイトレスが、
 「外側にポピュラーなサンドイッチが種類多くありますよ!」とアドバイスくれましたが、これに
 しました。ホテルの食べ物は高いからと気を使ってくれたようですが、帰りの送迎を待っていて
 時間も無かったので高いのを承知で注文しましたが、美味しかったです。

 不思議なことに、ビールは外の庶民的なレストランより1ドル位安い。何故でしょう?今まで
 こんなことは経験がありませんでした。

 庶民的なレストランのビールの方が、5星ホテルの喫茶で飲むビールより高いなんて・・。
 サンドイッチは、思った通りエクスペンシブでした。
 

水族館(世界最大級で、シナ海からマラッカ海峡、アラビア湾までの魚が集められているといいます。)

「ひとり言」に書いた文章 
老々助け合い旅行

 助け合い旅行が終わりました。添乗員なしのフリータイムの格安ビジネスクラス
 旅行で行ったシンガポールでしたが、アジアの英語は聞き取れません。

 美しい英語でも早口だと解らない高齢者二人旅は、助け合いの旅でした。

 なんとか問題なしに終わり記憶に残る旅となりました。

 暑い昼間と効き過ぎのエアコンに対応しながら、快適に終わりましたが、遠くの地
 利用のビジネスクラスと違って「しょぼい」ビジネスクラスでした。
 エコノミークラス基本料金にたった4万5千円上乗せした香港経由のビジネスクラスですから、
 こんなものなのでしょう。直通飛行機のビジネスクラスならもっとお高いのかも・・・?

 しかし十分に楽しんだ旅行で、夜景や夜の光のショーが素敵でした。


 フリータイムの日は、JTBのマイバスの半日旅行を利用し、最後の一日は自分達で
 観光しました。地下鉄も体験。稚拙な英語で道を教えてもらいながら頑張りました。

                         (2018年3月19日)