長野・群馬・中越 初冬の旅

 2025年11月26日から4日間、阪急「Crystal heart」で「露天風呂付客室に泊まる上州・信州・越後で過ごす非日常な休日4日間」
 に参加して、長野・群馬・新潟に旅行しました。

 初冬でもあり寒さ対策を万全に対策して出かけましたが、真冬ほどの寒さではなく、お天気もまあまあ良く、快適な旅でした。

 参加者は総勢10名5組の旅で、時間的に問題もなくスムーズで、集合時間も何時も、出発が早くなり、余裕の旅となりました。

 84歳の夫が、何時まで元気でいてくれるかが、この先の旅行実行の目安です。健康と言う恵が長くありますように・・・・。
一日目
 いつもの様におかずだけ作って、コンビニでおにぎりを買って朝6時に出かけました。
 タクシーで松山空港へ。朝7:40分発JAL430便で羽田まで。
 朝食は、機内で頂きました。
 今回は座席が右側でお天気は良いけど富士山は見えません。

 右写真は、松山空港に設置されたクリスマスツリーです。

 羽田で各地から参加する人を待って集合し、バスで長野方面へ向かいました。
 ぶどう畑の中にあるレストランで、昼食を頂き、サントリー白洲工場見学を・・・。
 お土産も買って、ホテル「蓼科東急ホテル」に向かいました。

 到着は夕方4:00過ぎ。楽々の旅です。
     
昼食
ここの食事とても美味しかった。とりわけパンが
美味しくて、久々の美味しいパンです。最近は
美味しいパンが一般的と思うほど、日本の
パンは美味しくなりました。柔らかくて少し
甘いですが・・・。
レストランのむかい側にパン工房が
ありましたから、多分そこのパンと思われ
ます。
 
 ただ、ポークは少し硬い焼き具合でしたが、全体に美味しいお味でした。
 1階にワインの販売と試飲のおみやげ店があり、右写真のワインを買ってきました。
 試飲用で全国の他の店では売っていないワインのようです。お高くなく初心者用の
 甘いワインでした。

蓼科から見た富士山

八ヶ岳連峰
この八ヶ岳連峰、若かりし頃(といっても40代前半)縦走をしたことがあります。全日晴れていて快適な山歩きでした。懐かしいです。 
サントリー白洲工場見学
   
買ったお土産

 
(ウイスキーおつまみ)
蓼科東急ホテル
夕食(レストラ・フレグラント)

白ワイン

ホタテと蛸のカルパッチョ仕立て

スープ・カルビュール

実はこの料理
「八ヶ岳サーモンのポアレ
山椒とケッパーの
レモンバターソース
でしたが、写真を撮り忘れました。
とても美味しいサーモンでした。

      仔牛のロースソティー

本日のお楽しみディザート&コーヒー
 ここの料理もとても美味しい
 ものでした。
 ワインが美味しく感じられ、
 糖尿病の夫も、一口づつ
 赤白ワインを飲みましたところ
 血糖値が爆上がりしてしまい
 ちょっと後悔しましたが、
 旅行中のたまの事ですので
 「まっ、好いか・・・?」

 このほかに、美味しいパンが
 付いています。
朝食

 果物やサラダは、好みで取ります。
 そのせいか、たっぷりの量で漬物を食べる
 お腹のスペースが不足してしまいました。

 蓼科のお漬物も食して見たかったかも?

 窓の外の風景が素敵で、近くに野鳥用の
 餌場があったため、小鳥が近くまで
 やってきました。
 リスを見た人もいます。のんびりした風景。
 このホテルには、少し上った所に温泉があります。しかし寒い時期なので、部屋のお風呂で入浴しました。露天風呂もあって、写真では素敵です。
 紅葉の時期の日中なら良い気分で楽しめそうです。循環バスが30分毎に運航しています。
二日目

 朝9:00出発で「小諸城址・懐古園」に向かいました。途中、野生の鹿が、道端や
 道路を横断していました。天然記念物の「日本かもしか」もたまに出てくるそうで
 楽しみにしていましたが、残念・・いませんでした。

 今日も良い天気。ラッキーです。懐古園もあと30分時間が取ってあれば、
 「小山敬三美術館」やそのほかを見て回れた感じでした。
 道なりの紅葉と「藤村記念館」、千曲川を見下ろすのみで終わりました。
小諸城址・懐古園

                   三の門

   島崎藤村記念館                    

 明治神宮の森や日比谷公園など植栽設計を
 手がけた本田静六により、小諸懐古園として
 近代的な公園に生まれ変わった小諸城址。

 日本桜の名所100選にも、日本歴史公園
 100選にも選定されている公園だと
 言います。

 訪れたこの時期、多くの葉が落ちた紅葉が
 残り、美しい公園でした。
 島崎藤村記念館も、小さい記念館でしたが、
 興味深い所でした。
 水の手展望台からは、千曲川が見渡せます。

 小山敬三美術館や動物園、遊園地なども
 あります。
 
昼食
イギリス風の素敵な建物内にあるレストランでの昼食でしたが、豚肉の焼き具合が硬すぎて、かなり不満でした。
雰囲気はとても素敵でしたが・・・・。 

 旧軽井沢銀座を散策して、少し裏に
 入った教会に行ってみましたが、
 この日は何かのイベントがあって
 入れませんでした。
 色々な食べ物のレストランが、
 若者の興味を引いている様でした。
 私は、昔から有名な老舗のジャムを
 買って配送してもらいました。
 知り合いのお土産にします。
 沢山の種類があり迷うくらい
 ありました。中山ジャムは
 創業明治38年の老舗です。
買ったジャム(旅番組でも紹介される有名店です。物静かなお爺さんが店番をしていました。5,000円以上購入すると、送料無料です。)
 
お土産用ジャム3ケセット
 
我が家用5種ジャム
 PM2:00頃草津を目指して軽井沢を出発しました。昼食後で我々を含め皆さんスリーピングタイム。参加者はほとんど高齢者で、夫はいつものことで
 最高齢者です。添乗員さんが心配してくれていたみたいですが、本人を見て元気なので「安心した」と話していました。
草津温泉
 草津温泉は、以前から行ってみたい温泉の一つでしたが、
 機会に恵まれず未体験でした。
 今回のツアーを選んだ一つの理由になっています。
 左写真は、ライトアップされた湯畑で撮った写真ですが、
 中央に輝くお月さまとの画像が自分ではとても気に入って
 います。今回旅行の写真で一押し写真です。
 幻想的なライトアップでした。
 湯もみ実演ショーも楽しいもので、日本文化だと
 説明されています。
 若いころ、海外旅行ばかり楽しんで来ましたが、
 この年齢になったせいでしょうか、「日本には素晴らしい
 文化が多く残されている。」と実感しています。
 精神的には、落ち着く治安の良い文化だと自負するように
 なってきました。
 湯もみショーでは、次のような説明が
 されています。
 草津温泉の源泉は45度~95度の
 高温でそのままではお湯にはいれない
 ため、温度を冷やす必要があり、水で
 うめると温泉が薄められることから、
 こうした方法でお湯を冷ますのだと、
 説明されていました。
 有馬温泉・下呂温泉と共に日本三大温泉
 として有名だそうです。私の地元の温泉
 道後温泉はどうなっています・・・?
 
 夜6:00時過ぎになるとライトアップ
 され、湯畑付近が幻想的に
 演出されています。
 この時期は、クリスマスツリーが
 ライトアップされ、多くの観光客が
 写真を撮って楽しんでいました。
 わたしたちは、歩いて15分ほどの
 所にある温泉門まで行ってみました。
 草津温泉のガイドが勧めるほどの
 魅力はありませんでしたが・・・。
LA VISTA草津ヒルズ
 このホテル、部屋に専用の露天風呂がついていますが、北日本につき寒いので入りませんでした。大浴場のお風呂を利用しました。
寒くなく、大きく広いお風呂が気持ち良いです。春・夏・秋には良いかもしれません。最近外国人観光客を思ってか部屋のお風呂が
露天風呂になっているホテルが増えました。何度か体験していると、寒い時期には「こりごり」です。暖かい時期しか入れません。
ラヴィスタ・草津ヒルズの夕食
このホテルのレストラン「マノス」でのコース料理でした。美味しいです。食前酒に
スパークリング・カクテルが付いていたのでこの日のワインは「お勧めの赤ワイン」を
注文しました。この日は赤ワインだけにしました。

このワインの説明では、フランスワインをお出ししますと言われましたが、飲んでみると、
今まで経験したことの無い味でしたので、ワインの名前と産地を聞いてみました。
フランス南部のラングドッグ地方のワインだそうで、NETで検索してみると、
「カジュアル・ワイン」の産地として有名なようです。
この地方の「カルカソンヌ」には訪れたことがあり、城壁に囲まれた静かな町で一泊しました。
確かワインも美味しかったと記憶しています。

この地方は、ワイン栽培に適しているというより、恵まれすぎていて、植えっぱなしで良いワインが
出来る地方だそうで、以前はお茶代わり・歯磨き用などと揶揄されるほどお安いワインの産地だった
そうですが、生活向上により良いワイン生産に力を入れる醸造家の移住などがあり、現在は
かなり評価の高いワインが作られるようになったと書かれています。この日飲んだお勧めの赤ワインの
名前は「ドメーヌ コロンベット」でした。
 
インクルーシブで飲物が飲めます。ビールを一杯
頂きました。おつまみに酢漬けのキャベツと
ソーセージが付いています。2杯飲んだと
いう人もおられました

ごぼうのムース マグロの焙り、ナッツとドライフルーツのテリーヌ
里いもコロッケ、秋野菜のピクルス

キャベツロール
(とても美味しい。)

秋のキノコのポタージュ、
パイ包み(とても美味しい)

   ノルーウェイサーモンのポワレ
   南瓜のパートブリック包みを添えて

常陸鴨のロースト・オレンジソース
夫オーダーメインディッシュ

上州和牛のロースト・和風ソース             
妻オーダーメインディッシュ(とても美味しい)      

チーズ盛り合わせ」or季節のご飯

秋のモンブラン
三日目
 朝は天気が
 良かったのですが、
 雨が降ったりやんだり
 で、太陽が出ると
 奇麗な虹が出て
 きました。
 朝食中も窓から
 幅広い虹が
 見えました。

 
 
 出発は9:00時。群馬県立天文台を目指しました。途中、虹が綺麗な風景、木々の美しい風景がありました。
群馬県立天文台
 
1999年7月21日に
 オープンした
 天文台は
 群馬県の人口が
 200万人に達した
 ことと、日本初の
 女性宇宙飛行士・
 向井千秋さんが
 誕生した記念に
 建設された施設の
 ようです。
 
 3D映像による宇宙の様子を観覧した後、天体望遠鏡で昼の星を
 見たり、三菱電気製150cm反射望遠鏡や天体望遠鏡を覗かせて
 くれます。
 大きな反射鏡や天体望遠鏡のレンズは、「株式会社 高橋製作所」
 という、望遠レンズ製作専門のレンズ製作所製だという事です。
 話を聞きながら、研磨や質の技術は高度なものであろう・・と想像
 しました。

 こうした技術を持つ会社は、日本以外にはどんな国が製作して
 いるのだろうと思ったものです。

 少し高くなった丘の上にあり、
 雷を寄せ付けない装置・避雷器(上中央写真)が設置されて
 いました。初めて見ました。 
 こうした時間は楽しいもので、ツアーと言えば、「美味しい食べ物を食べる」「高級なホテルに泊まる。」「個人で行きにくい所に行く」
 「秘境に行く」など目的は色々ですが、天文台見学は、楽しいもので、少し物知りになったような好い気分になりました。お勧めです。

 写真右の反射鏡天体望遠鏡の鏡は直径150㎝あり1トンもの重さがり、何年に一度かは洗っているようで、クレーンで持ち上げて
 専用の出し穴からトラックに積み込んで洗浄すると言います。かなり、大掛かりで管理も大変なようです。
 右上写真は、群馬県立天文台ホームページからスニッピーグしたものです。
 
昼食(へぎそばイタリアン)

 へぎそばorソバイタリアンの選択だった昼食を、わたしたちは
 イタリアンを選択しました。

 「へぎそば」とは、新潟県魚沼地方を発祥とする伝統的な
 郷土料理で布海苔をつなぎに使った独特の蕎麦です。
 そのため少し緑ががった色をしています。

 わたしたちは日本蕎麦的食べ方ではない、枌そばをパスタ
 として使ったあっさりスパゲッティー風を食べました。
 結構美味しかったです。お魚の生ハムの乗ったサラダと鶏肉の
 ソティーそして、そばで作ったモンブランとハーブティー
 でした。
 わたしたち以外は和風のお蕎麦を選ばれたようです。
清津狭渓谷トンネル

 最近大人気の「清津峡渓谷トンネル」バス停から片道700メートル歩いて終点に着きます。ここは、水を張った浅い池に映る
 自分の姿を写真に撮って楽しむ場所となり、近年有名になりました。

 トンネルの向こうの風景と共に、水面に映った自分が写真にとれますが、紅葉の時期などには、撮影に100人ほどの順番待ち人が
 並ぶそうです。色々な所に写真が載っていて、行ってみたいと思っていました。

 今回このツアーを選んだ理由の一つにもなります。面白い場所です。そして、トンネル内は一つの芸術作品として作られていて、
 トンネル内の照明や変った形の公衆トイレが有名です。ツアー仲間の殆どが、このトイレ体験をされていましたが、わたしは、
 バス停にある通常トイレを使用しました。白黒の渦巻き模様の円形の建物がトイレです。
 
これ、わたしと夫です。
シルエットで顔が見えないのが
正解。隣の写真も私達です。も 
 
越後湯沢温泉・ホテル 双葉
 このホテル、「5ツ星の宿プラチナ
 名旅館」と日程表には
 書かれています。
 しかし私たちは好みでは
 ありませんでした。

  和風でそれぞれの部屋に
 広い庭があり、砂利庭の
 向こうに、何か神社風建物が
 建っていました。
 
 各部屋にある露天風呂も正に露天風呂で外側にありますし、屋内にも部屋風呂があります。贅沢ではありましたが、就寝は布団で、
 高齢者はベッドが楽です。 お風呂は、大浴場に行きました。 外側に隣接した露天風呂は、熊対策により入浴禁止です。
 新潟にも熊が出現しているようでした。
  

 食事は贅沢で、越前ガニや
 アワビなど写真に撮らなかった
 多くの品が出ましたが、食べ
 きれないうえに冷めていて、
 美味しくありません。
 こうした名旅館の伝統的な
 食べ方は、わたしたちには
 不向きでした。
 ただ最後のディザート
 女性だけには、おしるこが
 プラスされています。
 
四日目
 最終日4日目です。あげ善据え膳で、観光も午前中と午后一か所づつと言う、高齢者向けの内容です。わたしたちはこの楽な内容が好きで
 「クリスタル ハート」を選ぶことが多いです。少しお高く見学場所は少ないですが、楽で好いです。

 午前中珍しいお寺を観光して、道の駅に寄って買い物をして、羽田で解散です。

  西福寺開山堂
 このお寺、日本のミケランジェロ・石川雲蝶が手掛けた彫刻天井絵画があります。
 天井や壁側が彫刻で埋め込まれ圧巻です。

 この彫刻には、物語があり、添乗員が差し棒で指しながら説明してくれました。

 ヨーロッパのカソリック教会や正教教会で見る天井画や壁画に似ています。
 その壁画や天井画も、イエスキリストにまつわる物語が描かれていますが、
 宗教画って、同じ意味合いで制作されていることが解ります。

 この天井彫刻は写真に撮ることは禁止されています。

 このお寺に行って直接見ることを望んでいると言います。すごい体力と気力を必要と
 される仕事だと感じる作品です。信仰の力は芸術にも力を与える事がよく解ります。
道の駅・川場田プラザ園
この道の駅は、日本一にも輝いたことがある道の駅だそうです。ここで好みで昼食を取り、お土産を買う時間が取られていました。
わたしたちは、ピザとジンジャエールで昼食を取り、お土産を買いました。これまでのお土産は配送してもらいましたが、ここで買ったお土産は
持ち帰らなくてななりません。少なめに・・と思っていたのに、大量に買ってしまいました。困ったものです。わたしたち、地方創生に大いに
協力していると感じます。友人に「こんなに買ってどうするの?」と皮肉を言われていますが、不思議と人様にあげたり、自分たちで食べたり
具合良いのです。まあ、食べ物しか買いませんから、問題なしなようです。今回は「もつ煮」「ジャム」「ワイン」「漬物」「らーめん」「焼きそば」
その他「クリスマスプレゼント用お菓子」などで、早くにはけそうです。
 この道の駅を後にして、一路羽田に向かいましたが、行きは首都高速「山手トンネル」を通て行きましたので、帰りは時間もあるし…と
 言うことで東京都内を走って、有名所の説明を受けながら羽田に向かいました。わたしたちは、松山行き最終便で、3時間も待つことに
 なります。

 ラウンジや待合所で、時間を潰し、最終便で帰ってきました。松山の雰囲気は独特で時間がかなり遅く感じる田舎町です。
 松山以外から帰ってくると痛感します。まあ、大きからず、小さからず、のんびりして良い街ではありますが・・・。
 今回のツアー終了です。

ひとりごとに書いた記事
素敵なホテルと動物そして雪山体験  
 今回の旅行初日は、長野県蓼科東急ホテルに宿泊しました。

 もう紅葉は終わっていましたが、雰囲気の素敵なホテルでした。
 林の中のホテルの庭は、散歩していると心が落ち着きます。

 ホテルを出発した朝、数多い野生の鹿に出会いました。バスの中から写真を撮り
 ましたが、添乗員によると、こんなに多くの鹿を見たのは初めて・・・と
 言っていました。

 新潟中越地方では、泊った夜雨が降り、山々は雪で綿帽子の花が咲き、
 南国住まいの私には、素敵な山々に感動しました。奇麗な虹にも数回出会いました。
 
 
買ったお土産
 
 
 「そんなに買ってどうするの?」と言われますが、
 結構食べてしまうものなんです。

 「何かあげる物が・・・?」と思うときにも役立つんです。

 日持ちするものを買っておくと「どこそこのお土産・・」と
 言って使います。

 日本は、インバウンドで潤っているように思っていますが
 殆どが、国内の人の旅行で潤っていると言われて
 います。地方のお土産は、殆ど日本人が買ってる
 ようですよ。