チェコ共和国
2009年・3月の終わりに、旅行社グローバルによるツアー「古都プラハとチェスキークロムロフ 6日間」に
参加しました。旅行者20名とツアーコンダクターの総勢21名の旅。東京出発。名古屋出発。関西出発。
福岡出発が韓国ソウル・インチョン空港で集合。ソウル経由プラハ行き大韓航空の旅。大韓航空初体験。
友人と二人韓国で待ち時間にお土産物色。店員さんの日本語の上手なのには驚きでした。危うく買いそうに
なりましたが、目的地はプラハ。約10時間のフライト。満席状態。エコノミー・クラスでは可哀相なほどに太った
男性が斜め前に・・・。体を斜め向きに座っている。「肥満は不自由だなあー」と友人と話し合ったものだった。
チェコに着いてからは前情報とは違って、思ったほど寒くない。観光とクラシック音楽鑑賞とオペラ鑑賞の
メニューはまあまあの印象。チェスキークロムロフでは小雨に見舞われて寒かったけれど雨の世界遺産も
おつなもので、悪くない。帰りにはビール工場見学で殺菌前の出来たてのビールの試飲。期待し過ぎであまり
美味しくなかった。工場内で昼食時に飲んだものの方がずっと美味しく感じられた。4日間は「あっ」という間に
過ぎていった。短い旅は疲れる。行きと帰りの飛行機に乗っている時間が殆どという感じ。次回は今まで通り
10日以上は旅先に居よう。帰りのプラハからの飛行機は空いていて約1/3程度、友人と離れて着席。
ソウルまでぐっすり眠っていた。ソウルで待ち時間が7時間もあり、2時間のミニ観光。ガッカリといったところ。
インチョン空港近くには良い所無しと思えた。別の観光はどうなのか?判らないが・・。ソウルから関空までは
約満席。やはりウォン安の影響か?殆どのキャビンアテンダントさんは日本語が上手。関空で後泊したけれど
翌日10時近くまで友人と二人でぐっすりとは、やはり疲れでしょう。短い旅は疲れますねー。

追記
現地ガイドに「マルガリータ」さんと言う方が来られました。お洒落で、親切 そして日本語がとても解りやすい。
その上 チェコ料理のレシピまで、作って印刷して下さいました。20名中18名が女性と言うこともあったかも
知れませんが、日本的な言い方では「良く気がつく」とでも言った感じです。女性の印象は、世界中同じ?
なのかもしれません。気分良く旅行が楽しめたのも、マルガリータさんのお人柄のお蔭ともいえます。
好印象でした。
プラハ
ヴァーツラフ広場 プラハ城から見たプラハ市街 市内を走る路面電車
旧市街の仕掛け時計 ドヴォルザーク・ホール 国立オペラ劇場
    プラハの街並みは第二次世界大戦の被害を受けなかったことから、古い建物が
    多く残されているといいます。色彩や形の豊かなビルが存在し、他のヨーロッパの
    街並みと違った味わいがあります。慣れるに従って好きになる街です。有名なカレル橋は
    修復中と人通りの多さで趣がありませんでした。
    丁度イースターのお祭りに当たっていて屋台が出たり、マラソン大会やデモ行進・
    各イベントで賑わっていました。二日間の夜はドヴォルザーク・ホールでの
    オラトリオ「ユダマカベウス」と国立オペラ劇場でのオペラ「ナブッコ」鑑賞を
    楽しみました。御一緒した旅行客は多くの人々が疲れから寝ておられましたが、私は
    というと、お目メ銀銀で、隣の外人のおじいちゃんのいびきが気になりましたが、無事
    二夜共に鑑賞しました。でも少々不満がある出来でしたがやはり洗練された声に酔って
    いました。訓練されたものには美しさがある。
    
ベルトラムカ荘(モーツアルト博物館)
オペラ歌手のジョセフィーナ・ドゥシュコヴァーの
所有だった建物に滞在したモーツアルトは
ここで「ドン・ジュバンニ」序曲を作曲したと
言われています。またジョセフィーナ夫人の
ために「さよなら 愛しき人よ」という曲をも
ここで作曲したといわれ、モーツアルト愛用の
チェンバロ他ゆかりの物が展示されています。
プラハ城内にある聖ヴィート教会(ステンドグラスが有名)

ストラホフ修道院の図書館
(ここは高い撮影料金を支払って撮影しました。入場料金とは別途料金)
ホラショヴィツェ歴史集落保存地区
   この村はシート派の修道院に寄進されたもので1848年まで修道院の資産であったそうです。
   1520年〜1525年にペストが大流行し生き残ったのはわずか2名だったと言われています。
   その後、修道院はバイエルンやオーストリアからの移民を迎えて人口を増やし、大農場となりました。
   その後もろもろの歴史を刻み現在に至っているといいます。この村は典型的なボヘミア集落といわれ
   世界遺産に登録されています。村落の中心には広場がありそこに魚のいる池と礼拝堂がありました。
   スメタナのオペラ「売られた花嫁」の映画の撮影が行なわれた場所でもあるそうです。
   人々のいない広場は寂しくひっそりとした時間が流れていました。
チェスキークロムロフ
モルダウ川に囲まれた濃いオレンジ色の
屋根が美しい街。13世紀にボヘミアの
豪族ヴィーテクが城を建築し城下町となった。
その後数々の様式(ゴシック・ルネサンス・
バロック)に改築されましたが、調和を保った
城となりました。この街は川鱒が有名料理とか。
私達はサーロイン・ステーキとなりましたが・・。
1992年に世界遺産となり世界で最も
美しい街と言われているそうです。
(そう言われている街は多くありますが・・。)
 
ビール工場見学
 ヴァドワイザーの語源になったというビール工場を見学。ビールの種類や
 どのビールを輸出していてどれは輸出していないか等の説明を受けた後、
 この工場で使用している水について説明を聞きました。一万年前からの
 地底湖・深さ300〜350mの地下水を汲み上げて使用していて
 硬度3〜0.3度の軟水を使用。チェコの水は普通硬度50度の硬水だそうだ。
 その水の違いが美味しいビールを作り出していると言う。赤ちゃん用の
 軟水が15度であるので、如何に硬度の低い軟水であるかを強調していた。
 海外旅行でこういった見学をしていると、なんだか視察旅行の様な感じ。
 チョット違った旅行の雰囲気が楽しかった。試飲は思った程旨くない。
 期待し過ぎかも?殺菌前のビールなんて初体験だもの!!やはりビールも
 少し熟成した方が落ち着いた味になるのかも?なんて勝手に想像しました。
泊ったホテル
パレス・ホテル
プラハの中心部に建つホテルで大抵の所へは歩いて行ける。
今年は100周年を迎え、記念メニューなども提供されていた。
内部はアールヌーボー様式でスティーブン・スピルバーグも
宿泊しているという。モダンで落ち着いた感じでした。
ホテル・ルージェ
イエズス会修道院であった建物を改築した
ホテル。くじ引きで当たった部屋はもの凄く
狭く、二人分の荷物を広げたままにして
置くと、夜中のトイレ時に躓いて転んで
怪我をする心配があり、用心の為片付けて
眠りました。こんなに狭いホテルの部屋に
泊ったのは初体験。修道院だったという
古めかしい雰囲気は悪くないけど、一泊
だけで良かったという感じ。
チェコで食した料理 色々ありましたが一部気に入ったものを載せてみました。全て美味しく想像外でした。
               ビールは一人当たりの年間消費量が世界一だそうです。内陸のお国柄、殆どが
               肉料理といいます。魚では鯉が食べられるそうですが、美味しくないと現地ガイドは
               話しています。チェスキークロムロフでは、川鱒が名物料理だそうです。
黒ビールとアルコール度の
高いビール(割と美味しい)
グヤーシュ
(ドイツではグラーシュ)
モモ肉の甘ソースかけ ポーク・シュニッツェル
(ウインナーシュニツエルの
豚肉版)
ポテト入りスープ サーロインステーキ
クネドリキ添え
ポークグリル
日本人用に1/3の量
プラハ・ケーキ