岩絵の具で描いた日本画を発表するために開設したホームページが、2024年2月で開設20周年を迎えます。
今までにご覧いただいた方々には、厚く御礼申し上げます。
今回、内容を一部新しくして、リニューアルしてみました。お楽しみいただけたら幸いです。
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岩絵の具で描いた日本画。人物・石像をモデルにして描いた
絵画を掲載しています。
お楽しみいただくと嬉しいです。
最近は休息中で、掲載分は、1995年~2020年くらいに
描いた作品です。
松山市文化祭美術展、愛媛県美術展、
日仏現代作家美術展・愛媛女流美術展ほかに
出展した作品を主として掲載しています。
Friends F50号は、南アフリカに旅行中、水泳浴海岸で
親しげに近寄ってきた子供達を写真に撮り、帰国してから
絵にしたものです。2013年制作。
顔 F6号は2016年5月制作の、デッサン練習用
石膏の顔を岩絵の具で書いてみたものです。
休息 ベドイン M30号は2014年にヨルダン旅行を
した際に訪れた「ナバティア王国の小遺跡・リトル・ペトラ」を
訪れた時、観光人向けに、べドイン人の習慣などを
表現しているとみられた男性が、哀愁を帯び心惹かれた
ので。写真を撮りました。
戻ってから、記憶をたどりながら雰囲気を思い出し、
描いてみたものです。完成は2019年7月。
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Friends F50号 |
休息 ベドイン M30号 |
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顔 F6号 |

王道 F50号
(愛媛県展・推奨受賞作品) |

祈り F50号 |
王道 F50号は2005年友人と現地集合のツアーで、
アンコールワットに行った時の写真から描きました。
この遺跡の像の前に立った時、「私を絵にして・・・?」と言われた
ような気がして、帰国後すぐに描き始めました。
これは、愛媛県展で「推奨」を頂いた作品ですが、自分でも
気に入っています。
現地ガイドに「あなたに似ていますよ。」なんて言われて
笑いながら冗談で、「私、実は前世はクメール人なんです。」
なんて答えた記憶がります。
祈り F50号は2008年6月にクロアチアに旅行した時、
ザグレブのある教会の講壇に向かった後ろ隅にイエスを含む3人の
囚人が十字架により死刑の処せられている場所で祈る一人の女性の像が
ありました。これを「祈り」と題して描いてみました。 |

番人 F50号 |
これらの3作品は2006年1月に
エジプト旅行した時、
インスピレーションンを得て写真を
もとに描いたものです。
番人 F50号は遺跡の警備員で
のんきにタバコを吸いながら座って
いました。始めて描いた人物で
自分では不満です。
睥睨2点はアブシンベル神殿にある
ラムセスⅡ世の石像をモデルに
描きました。これらの石像は、
当時のハンサムと言われる顔に
作らせたと言いますが、手彫りの
ため、全て少しづつ違った顔をして
いました。しかしどれもハンサム。
威厳をもって民を見渡す「睥睨」の
印象がありました。 |

睥睨Ⅰ F50号 |

睥睨Ⅱ P50号 |

職人 F50号 |

道 P50号 |
職人 F50号はイタリア・ベネチア・
ムラノ島で制作している
ベネチアングラスの制作現場を見学
した時の姿を小さな写真をもとに
描いてみました。
道 P50号はポルトガルにある小さな
村モンサラシュの石畳の坂道を少し背が
曲がったお年寄りがゆっくり降りて来て
にこやかにポストがルゴで話しかけて
きました。絵になる風景だったので
写真に撮り帰国してから描いて
みました。
花の下にて F50号は松山から
今治に行く途中にある山の山頂に桜の
名所があり、お花見に行きました。
花の下で将棋を楽しむ男性二人が
絵になっていたので、早描でスケッチを
し、写真を撮って帰り描いてみました。
これ思った通りに雰囲気が出ていて
満足しています。 |

花の下にて F50号 |

博物館にて F50号 |
左右の絵
旅行中に見かけた
風景の中に、記憶に
残る場面に遭遇
した時、写真を
撮って記録して
後に描いたものです。
博物館にては
トルコの博物館で。
チャクの仮面は
メキシコウシュマル
遺跡近くのカバー
遺跡の一つでした。
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チャクの仮面(メキシコ) F25号 |
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