二度目のニュージーランド北島


 2015年2月28日、JTB「旅彩々」ツアーから離れて、北島をオークランドから北に向かいました。
 最初に訪れたのは、「カウリ博物館」。カウリの木の一枚板で作られたテーブルなど、驚きと目を見張るものが展示されてます。
 その後博物館の傍にある小さなレストランで昼食。
 カウリの大木に出会うためワイポウアの森へ。多くの巨木と出会い、ホテルへ。

 二日目の朝、ホテルに臨席した「ワイタンギ条約」が結ばれた地を散策後、北島最北端、レインガ岬へ。それから南に下りゴルフ場に
 あるヴィラで一泊。キッチンとリビング付きで、二階はバスタブ付タイプ、シャワー室付タイプ、部屋のみタイプの3ベッドルームでしたが、
 一階部分には駐車場やボイラー室も完備しています。初めて泊まったヴィラタイプのホテル。長期滞在型でした。

 次の朝、朝食後オークランドへ向け一直線。甥が午後から会議があるとのことで一旦オークランドに帰りました。
 私たちは午後は、オークランドで水族館見物。その後買い物をして、アパートに帰り夕食を作って甥を待っていました。
 3日のスケジュール終了。

 4日目は3人で「ホビット村」に一日観光。オークランドから出発のオプショナルツアーです。帰りに買い物をして夕食も作りました。
 普段食べてる食事をしていると落ち着きます。毎日おご馳走を食べていると、熱いご飯と簡単な惣菜が欲しくなります。

 5日目は、甥は仕事へ・・・私たちは「カテドラル・コープ」という一日オプショナルツアーに参加。この日も帰宅後夕食作り甥を待ちました。

 6日目は、休養とオークランド市内歩き。妹に頼まれた結婚式のため教会を開放して結婚式を行っている教会を見学し、
 夕食を作って甥の帰宅を待ちました。

 7日目は、「ランギトト島ボルケーニック・ツアー」半日コースに参加。午後甥は、仕事に行き、私たちは休養日。最期の日の夜、甥が
 日本人経営の日本食創作料理レストランに連れて行ってくれご馳走してくれました。「一人前になったなー」と頼もしく
 感じましたが、やはり年上の私たち、後半の個人旅行の費用は甥の分まで全て私たち持ちです。散財しました。
 「まあ良いっかー」アパートに泊めてもらった分、ホテル代が浮きましたから・・・。

 しかし彼のアパート、会社が借りてくれているそうですが、オークランドの高級住宅地に建つ、駐車場付・家具付き・週一回お掃除付
 3ベッドルーム・アパートで、広いキッチンとリビングルーム、バスタブ付バスルーム1つとシャワー室1つ。各ベッドルームはかなの
 広さがある。3階建てで各階にベランダがあり、最上階のベランダは、バーベキューも出来るほど広く豪邸でした。
 日本円で約30万円弱一ケ月の家賃がするそうです。独り者には広すぎです。

 最上階から見るオークランドの夜景は素敵だし、帰国前夜の夜には花火まで上がっていて、贅沢な暮らしでした。
 しかしこの3年間の贅沢な暮らしも、3月いっぱいで終了して、日本の通常の暮らし東京に転勤のようです。
 最期の日は土曜日なので甥が空港まで送ってくれました。

 国際免許証を取り田舎を運転するつもりだったのに、ニュージーランドの田舎道は高速道路並みの速さで、怖くて運転できません。
 南島をバスで走っている時も、車が渋滞して困る理由は観光客が走る乗用車のスピードが遅いことだそうで、ガイドさんが
 「譲ってくれればいいのに・・・中国人は大抵平気で譲らないんですよ。」何んて言ってました。

 イギリスで運転した時、私たちは常に空地を探して先を譲ったものですが、イギリスの田舎を走る車のスピードと車の数は
 ニュージーランドではイギリスの比ではなく、とても運転する気持ちにはなれませんでした。甥がいてくれて良かったです。
 後ろからあおられスピードを出さなくてはならず、焦ったり怖くて運転できそうにありませんでした。甥は若く慣れていて
 大抵は100キロ運転でしたが・・・・。


カウリ博物館

 カウリの巨木と美しい木材、樹脂、そして開拓にまつわる歴史に触れることのできる博物館。巨木の大きさに感嘆し、美しい木材を使った
 胸像や家具、ヨット、木造の家や階段見る事が出来、材木を処理した機械や道具、運搬した機関車、食品を貯蔵した大きな樽ほか、多くの
 資料が展示されています。じっくり見ていると、かなりの時間を費やしました。見ごたえがあります。


 




ワイポウワ・ホレスト

 
カウリ森林保護区で、樹齢1000年を超える
 巨木が残り、日本の屋久島の屋久杉と姉妹木を
 結んでいる巨木もあります。

 森の中を歩き巨木に出会うと、神秘的なばかり
 ではなく、森林浴による心身の浄化のような
 感覚さえ感じます。遠い昔から地球を知っていて
 何かに導いてくれるような、生命力を貰えるような
 感覚にもなります。

 古い木って不思議なオーラがありますねー。
 
 

ドライブ中の風景
 (左)フリーマーケットが
 開かれていて、屋台が出て
 いましたので、ちょっと軽食。
 オレンジ売りのおじさんから
 オレンジも買って、食後の
 果物にしました。

 (中央と右)バイクの集団が、
 数回すれ違いました。壮観
 でした。イギリスをドライブ中に
 古いユニホームを身にまとい
 オールド・オープンカーで走る
 車を追い越したところ、
 敬礼して挨拶してくれた男性
 2人がいたことを思い出した
 一時です。

 
挿入曲は「ポカラカレ・アナ」 マオリの伝承歌で、歌手はHayley Westenra(ヘイリー・ウェステンラ)さん。

一日目のホテル
 バイヒアの郊外、ワイタンギ国立保護区に隣接している。庭に出ると、同じタイプの部屋が並び、どこが自分が泊まっている部屋か分からなくり
 ます。間違えて、隣の部屋に入りそうでした。ウッドデッキに置かれた椅子も、カーテンもベッドカバーも置かれている家具もすべて同じで
 分からなくなってしまいます。ホテル名は、コプソン・ホテル&リゾート・ベイ・オブ・アイランズ


バイヒア

 ホテルの近くにあるワイタンギ条約が結ばれた地にある保護区を散策後、バイヒアの街を通過しましたが、観光地らしく遊覧船乗り場には
 行列が続いていました。観光客の疲れを癒すのか面白いベンチも・・・。(最右写真)昨日泊まったホテルの規模からみても、近くに人気の
 観光地があることは想像で出来ます。ベイ・オブ・アイランズ観光の拠点だそうで、近くには、見ごたえのある滝と遊歩道があり、
 イルカ・ウォッチングや一緒に泳ぐことが出来たりするスポットもある様です。長期滞在して、見学したかった・・・・。


 ワイタンギ条約地保護区 90マイル・ビーチ 何処までも続くビーチ。砂浜の幅、長さが驚き。車で砂浜を
       走ってみました。いい気分!!千葉の99里浜なんて比ではありません。
   

 レインガ岬

ノースランドの北端に位置し、太平洋とタスマン海がぶつかる位置にあります。
マオリの間では古くから死者の魂が旅立つ神聖な場所とされているようです。
岬からの風景は絶景で、パノラマを堪能できます。表示に、東京ははこちらの方面何百キロと書かれた矢印がありました。



ペッパーズ・カーリントン・リゾート(ビラタイプ・ホテル)

 夕方のレストラン 窓の外は夕焼け   ゴルフ場の向こうの海に沈む夕日

オークランド出発オプショナルツアー          
カテラドルコープ一日観光 ホビット村一日観光 ランギトト島ボルケーニック半日観光

オークランド

オークランドでは、甥のアパートでお料理を作り自宅のような生活をしながら、オークランドを歩いてみました。
やはり自由な個人旅行はいいです。夏ですが気温は25°C位です。紫外線が日本の7倍くらいあると言い
日差しの強さからか、太陽光線に長く浴びていると疲れます。スーパーマッケトで買い物をしたり、アジア食品の
お店でお豆腐を買ったり、朝食と夕食を作って食べました。良い旅行でした。

妹に「見てきて」と頼まれた教会では、旅行中礼拝を休んでいたため、静かな場所で神様にお祈りをささげて帰りました。
お天気にも恵まれ、何事もなく思いで深い旅行に終わったことのお礼を祈ったものです。

結婚式に開放している教会 フェリーから見たオークランド

甥のアパート
このアパート斜面に建てられていますが、写真で見る一階・二階部分は、甥が借りているアパートではなく、エレベーターで3階まで
上がってからが自宅です。区切りがしてあるところから上階が一戸分。見えていない屋上にも見える部分にも広いベランダと
シャワー室付き部屋があります。

駐車場はもう少し低い位置(地下のように作られている)にあり、複雑な建て方で面白いです。ニュージーランドは安定した経済が
保たれている国に見えます。しかし移住した日本人の話では、物価が高く、生活は厳しいと話していました。
治安のよい清潔な国の印象です。そのせいか「もう少しここに居たかった。」と甥は言います。

 外観  リビング  リビング 私たちの寝室 
       
 キッチン 朝焼け  ベランダから見る オークランド夜景 ベランダから見た花火